地域文化学科

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近江から日本そして朝鮮半島、中国大陸まで、アジア各地の歴史・文化について深く理解し、未来の地域社会を展望できる人材の育成を目指しています。国内外での充実したフィールドワークを通して、文化遺産を調査し、保存・活用する方法を学ぶとともに、地域社会が直面している問題を考えていきます。また、その成果を地域社会に向けて発信しています。フィールドワークという実地経験を積むことで、プロジェクト企画力、遂行力、発信力を身につけることができます。

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学びのポイント

私たちの生活のよりどころである「地域」に着目し、多様な学問手法とフィールドワークによって、そこに住む人々とその文化を考えます。1・2年ではさまざまな対象に切り込み、分析し、表現する学問的方法の習得を目指します。3年次から始まる少人数のゼミでは、身につけた学問的方法を用いて卒業論文を仕上げていきます。現代の情報化社会で重要なことは、現実の対象と向かいあって考えることです。学生には自ら興味をもち、積極的に現場での学びを深めてもらいたいです。その経験はこれからの人生で大いに力になるでしょう。

  • ポイント1

  • ゼミ形式の演習

    少人数教育によって学生と教員、学生同士の間に密接な交流が生まれます。

  • ポイント2

  • 「地域」での実習

    近江から朝鮮半島、中国大陸へと、人と文化を求めてフィールドワークに出かけます。

  • ポイント3

  • 多様な学問方法

    歴史学や考古学、民俗学、建築学、社会学、地理学、美術史など、多様な視点と手法を習得します。

学びのステップ

1年次~2年次前期基本的スキルや教養の習得

全員が1年間の環琵琶湖文化論実習(2泊3日のフィールドワークを含む)に参加し、滋賀県の歴史・文化に関するテーマを各自研究します。語学に加え、日本史概説、考古学、民俗学、社会学概論、人間文化論などの基礎科目を学びます。

2年次~4年次専門科目で視野を広げ認識を深め、自己を発見・確認

3年次のゼミ配属に向けて、各教員の「プレゼミ」に参加し、自らの興味・関心のありかを探っていきます。文化財・保存修景論や、中国・朝鮮地域文化論、文化人類学などの基礎・専門科目を学びます。

3年次~4年次自分のテーマを掘り下げ、卒業研究・論文に取り組む

原則として2年間、同一ゼミに所属し、専門的学習を深め、自分で見つけたテーマについて調査・研究を行い、卒業論文をまとめます。古文書、中国語、朝鮮語の文献を読む力をつけるとともに、地域社会調査実習などのフィールドワークを通じて、文化遺産の保存や地域社会が直面している問題を考えます。

専門科目の例

考古学実習I

1

出土した遺構や遺物の発掘記録を作成し、洗浄・修復の後、図化等(拓本・実測・写真・製図を含む)を経て、客観的資料を完成させるまでの実践的技術を学びます。

美術史実習

2

美術史実習では、美術作品の見学に彦根や京都の博物館・美術館に行きます。彦根の仏壇店も訪れました。

研究分野

歴史系

人間や地域社会のあり方を、歴史を通して考える

古代から近代までのさまざまな時代に生きた人間や社会、文化のあり方を研究します。近江をはじめ、多様な地域社会の実態に迫る日本地域史や、絵画・仏像などの作品を素材とする日本美術史、女性に焦点をあてたジェンダー史などを対象に、古文書や古記録、美術品の調査や聞き取り調査など、現地に即したフィールドワークをも取り入れながら、多面的に歴史研究を進めています。

亀井若菜教授
東幸代教授
京樂真帆子教授
高木純一講師

地域遺産系

地域遺産を記録し、その保存や活用に取り組む

国宝・重要文化財の数が全国第4位である滋賀県は文化財の宝庫であり、文化財指定を受けていないものも含めると、実に多くの地域遺産にあふれている場所です。地域遺産系では、滋賀県を主なフィールドとしながら、日本ならびに世界の地域遺産を、持続可能な状況で後世に残し活用するための方法を学びます。

市川秀之教授
佐藤亜聖教授
石川慎治教授
金宇大准教授

交流系

日本と中国大陸・朝鮮半島との文化交流の歴史と現代を考える

古代から現代にいたるまで、日本と中国・朝鮮半島は、政治経済的、文化的に深く影響しあってきました。長期的な広い視野をもって東アジアの交流史を学ぶことで、いま私たちが持っている歴史認識を捉えなおし、21世紀の東アジアの国際関係を考えます。中近世の日本・中国・朝鮮の交流(歴史学)と、中国および東南アジアの中国系移民社会(文化人類学)について研究しています。

横田祥子准教授
李晐鎮講師

現代社会系

近現代日本における地域社会を多面的に考える

社会学、地理学、地域計画学の三分野からなります。社会学分野ではインタビューと参与観察を通じて、祭・芸能・アートといった地域文化、メディア、観光、まちづくりなどを研究しています。地理学分野では人口動態、各種産業、都市問題などの様々なデータを地図化し、地域特性やその背後にある要因について研究しています。地域計画学分野では、地域課題を望ましい方向に改善すべく、都道府県や市町村レベルの地域づくり計画の策定や既存施策の効果検証を行っています。

塚本礼仁教授
萩原和准教授
櫻井悟史准教授

TEACHER'S VOICE

塚本先生.jpg

地域文化学科では、私たちの生活のよりどころである「地域」に着目し、そこに住む人々とその文化について、多角的、多面的に考えます。研究分野は大きく4つの系(歴史・地域遺産・交流・現代社会)に分かれていますが、いずれの分野もフィールドワークを重視しています。発掘調査、古文書調査、民俗調査など、さまざまな調査を通して、学びの世界が大きく広がります。

人間文化学部地域文化学科長
塚本礼仁教授

CAMPUS LIFE

STUDENT'S VOICE


人間文化学部地域文化学科
4回生南畑可乃さん(和歌山県立桐蔭高等学校出身)

一日のスケジュール(例)

8時30分 通学
9時00分 【1限】英語
10時40分 【2限】現代中国論
12時10分 昼休み
13時10分 【3限】センター広場で友人とお喋り
14時50分 【4限】文化社会学
16時30分 課外活動

資格・キャリア

取得可能な資格一覧

  • 教員免許〈中学校教諭一種(社会)/高等学校教諭一種(地理・歴史)〉
  • 学芸員資格
  • 社会調査士資格
  • 地域調査士資格
  • 社会福祉主事任用資格

※資格の取得には、大学が定める所定の科目の履修と単位修得が求められます。

主な進路