そうだ、留学だ。外の世界へ旅立とう!

突然ですが、留学しませんか?

ご存じのとおり、大学は学問をするところです。残念なことですが、おそらくほとんどの学生の学生諸君にとって、大学生活はサークルや友達といった友人関係を中心に動いていることでしょう。

「大学での勉強は「単位」を取りさえすればよく、大卒という肩書をとるための方便だよ。大事なのは、一生の友達をみつけること」

そんな声がよく聞かれます。でも、そういった友人との出会いだけが、大学の魅力でしょうか?

実は、大学はサークルや同学科といった友人との出会いとは、別の全く新しい世界への扉のような役割も果たしているんです。

それは海外の大学へ留学するという扉です。

国際コミュニケーション学科では、1年間の海外留学を含めて4年間で大学を卒業するというプログラムを組んでいます。アメリカ、中国、ドイツ、韓国、フランス、モンゴル。様々な国への留学が可能となっているのが、本学科の特徴なんです。

大学は、異文化へ旅する窓口でもあります。「留学して何の得になるの?」「異文化体験って不安!」と思われる方も多いかもしれません。最初の問いは、まさに根源的な問いです。まず留学は、語学力を飛躍的に向上させるという効果があります。1 年の留学をすることで、外国語大学で学ぶ4 年分以上の語学力がつくことも稀ではありません。

また、いろんな文化的背景を持った人々とコミュニケーションする能力がつくというメリットもあります。こうした外国語のコミュニケーション能力が就職活動において肯定的に評価されることは、言うまでもありません。

しかし、おそらくそれよりも大事なのは、異文化の中に身を置くことで、皆さんが全く想像できないような経験ができることです。皆さんの先輩たちが話す留学体験をぜひ読んでみてください。君たちの先輩たちは、皆、おどろくほど個性的な経験をしてきています。

そこからわかるのは、異文化体験をした人間は、まずは話のネタに困ることがなくなります。さらに「キャラ設定」に困ることもなくなります。帰国後の君は、ある種の「国際派」キャラという強力なキャラをゲットできるわけです。だから「俺ってキャラの立たない奴だよな」なんて考えている君のアイデンティティ不安も解消できちゃったりするんです。

留学体験は、誰一人同じ経験をすることがありません。少し大げさに言うならば、誰もが、自身のオリジナルな異文化体験の物語をつくることができるわけです。また、留学を通して獲得した知識やコミュニケーション能力、異文化の経験は、長い皆さんの人生の中で、いろんな形で生かされることでしょう。留学は諸君にとって、一生の宝物となること間違いなしです。

少しでも留学に興味があるのなら、まずは、本サイトをよく読んでみてください。それから、本学科の教員は、皆さんの相談に対応します。気軽に研究室を訪ねてください。

先ほど述べたとおり、サークルに入らなかった、あるいはサークルでの人間関係に疲れたという君、狭い県大だけが世界ではありません。どうせ、新しい友人をつくるのなら、異なる文化的背景を持つ友人たちと出会ってみてはどうでしょうか。在学生であるがゆえにサークルやバイトによって築かれる人間関係の限界や、学生生活でできることの可能性と限界を君はもう知っているはずです。

というわけで、私たちが皆さんをお招きするのは、異文化体験部あるいは留学部といってもよいサークル、のようなものです。もちろん、そんなサークルは実体としては存在していないのですが、すでに多くの先輩たちが留学を通して、異文化体験をしてきています。
まずは情報収集です。制度を知り、先輩たちの体験に耳をすませてみましょう。

ほら、魅惑の異文化体験への扉が少しずつ、開いてきています。