留学のタイプ

本学科では、1年間海外に留学していても4年間で卒業できるようになっています。
入学してから出来るだけ早く4年間の学習・履修計画を組めるよう、入学後から留学ガイダンスを実施し、教員とともに留学先の検討を行います。
なお、在学期間を延長しても構わない場合、単位認定を気にしない場合は、休学して留学(語学研修含む)、海外インターンシップ、国際ボランティア活動、ワーキングホリデーなどをすることも可能です(休学中は本学の授業料は納付する必要はありません)。
ここでは、留学のタイプについて概略を説明します。

本学科では、留学する期間に応じて長期留学、中期留学、短期海外研修に分け、さらに長期・中期留学に関してはそれぞれに交換留学、派遣留学、認定留学などのタイプがあります。期間や内容に応じ、所定の手続きを経て「海外留学」として最大12単位まで単位認定されます。もちろん、留学中に留学先の大学等で取得した単位も、所定の手続きを経て本学の単位として認定されます。

長期留学

7~12ヶ月間(本学での2学期間にまたがる期間)の留学を言います。本学科では、2年生の後期から3年生の前期に渡って1年間留学することを推奨しています。

【交換留学】

本学と学生相互派遣協定を締結している協定校への留学です。協定校毎に定員に制限があり、全員が希望する交換留学協定校に留学できるとは限りません(選抜があります)。交換留学には主に以下のようなメリットがあります。

  • 費用面:留学先大学での学費が免除されます。
  • 生活面:寮への入居など、現地で生活する上での様々な便宜が得られます。
  • 交友面:語学学校への語学留学と異なり、大学でキャンパスライフを送りながら現地の学生と交流する機会が多くあります。
  • 学習面:語学研修ではない通常の授業の履修が可能です。

【派遣留学】

本学と派遣留学協定を締結している協定校への留学です。求められる語学条件や定員による縛りが交換留学の場合より柔軟なので、語学力が多少不足していても希望通りに留学できます。 一方、費用面では、交換留学と異なり、留学先大学での学費を払う必要があります。他の面では交換留学と同じメリットがあります。

【認定留学】

交換留学と派遣留学は、協定を結んでいる特定の大学しか選べません。自分が学びたい分野や国が協定校に無く、交換・派遣留学協定校以外の大学に行きたいという場合、「認定留学」があります。 「認定留学」をするには、留学期間が3ヶ月以上で、提携校への留学と同等以上の効果が認められる必要があります。そのため、交換留学や派遣留学よりも手続きや準備に時間がかかりますので、認定留学を考えている人は、早めに教員に相談し、手続きについて国際化推進室に確認してください。その他の点は派遣留学の場合とほぼ同様の条件となります。教員や国際化推進室もサポートしますが、大学選びや手続きを学生自身が行う必要があります。

中期留学

3~6ヶ月(本学での1学期間+前後の長期休業期間でおさまる期間)の留学を言います。交換留学、派遣留学、認定留学、休学留学の各タイプについては、長期留学の説明と同様です。

短期海外研修

夏季休業期間中や春季休業期間中を利用した約1~2カ月の留学を言います。長期留学・中期留学の準備として、1回生で行くと良いでしょう。
ほとんどの国の大学で、日本の大学が長期休業期間中に実施される3週間程度の多様なプログラムが実施されているので、自分の条件にあったプログラムを探して留学します。
短期海外研修の場合でも、留学した期間に応じて「海外留学」の単位が認定されます(所定の書類を提出し、手続きをする必要があります)。
短期海外研修に行きたい場合は、対応する言語圏の教員や国際化推進室に相談してください(ただし手続きは原則として学生が自分で行う必要があります)。
なお、全学共通科目・人間学の「異文化理解A」「異文化理解B」「アジア・フィールド実習」では、米国、中国などへの短期研修プログラムが提供されています。詳しくはそれぞれのリンク先をご覧下さい。