教員紹介 吉村 淳一 YOSHIMURA Junichi

研究室 A1-118

私はこんな講義を担当します

ドイツ語Ⅰa, Ⅱa(全学共通教育科目)、ドイツ語コミュニケーションⅠA, ⅡA, ⅡC、欧米文化論A(ドイツ)、欧米文化特論A(ドイツ)。
これまで外国語に対するアレルギーをもっている人にも楽しく学習できるドイツ語の授業をめざしてきましたので、語学に興味がある人にはさらに効果的な授業が展開できることを楽しみにしています。ドイツ語だけでなく、「ことば」そのものの「旨味成分」を取り出してみなさんに伝えられたらいいなと思っています。全学共通教育科目のドイツ語では基礎を学科専門のコミュニケーション科目では応用力をみなさんが身につけることをサポートします。文化論や文化特論ではさまざまな「ものの見方」を紹介します。

私はこんなことに関心を持って研究しています

「多義性」「表現の交換可能性」「言語変化」をキーワードに中世から現代までのドイツ語を研究対象にしています。とりわけ(1)一つの形態がさまざまな環境におかれることによって多種多様な意味を生み出すメカニズムや、(2)ある品詞が別の品詞と互換性をもつための表現形式(2格、不定詞、分詞、接尾辞など)について多大な関心をもっています。この二つのことを絶えず意識しながら、ドイツ語の格体系の中で、他の格ほどあまり十分には研究されていない2格(日本語では格助詞「の」、英語では所有格、ラテン語では属格に相当する格)の研究をしています。最近は言語学だけでなくメディア学の仕事もしています。

私のゼミ・研究室ではこんなことが勉強できます

ドイツ語学、ドイツ語史、ドイツ文化、メディア学などについて学ぶことができます。

みなさんへのメッセージ

いついかなるときもちょっとしたユーモアと創造性が大切です。視点を変えること、それが新しい自分の発見にもつながります。常に発想の転換を心がけてみてください。