電子システム工学専攻

電子システム工学専攻

電子システム工学専攻では、電子工学、電子応用、情報の3部門を設け、互いに連携しながら電気・電子および情報システムに関連する分野について幅広い基礎知識を含む高度な専門知識の習得とその応用を図るための教育研究を行います。各部門を構成する研究分野、担当教員、研究内容は表に示すとおりです。

部門名 教育研究分野名 教員名 研究内容
電子工学 電子回路 教授
岸根 桂路
准教授
土谷 亮
講師
井上 敏之
情報エレクトロニクスの高度化を目指し、プロセッサやFPGAを用いたシステム制御技術から超高速アナログ-デジタル混載回路の設計まで研究開発を行っている。対象・応用分野は通信・伝送システム、高度画像処理制御等である。
デバイス工学 教授
栁澤 淳一
准教授
一宮 正義
講師
番 貴彦
半導体分野で培われてきた超微細加工技術のさまざまな分野への応用を試み、微細化により初めて発現する新たな機能を持った各種デバイスの研究・開発を行うと同時に、それらの特性の評価およびその手法について研究を行っている。
電子応用 センシング工学 教授
作田 健
准教授
小林 成貴
今日の社会に欠かせないセンシング技術について、磁気計測による非破壊検査および原子間力顕微鏡(AFM)による表面計測の高性能化、高機能化をめざしている。SQUIDによる極微小欠陥検出、液中AFMの技術開発や固液界面の原子スケール計測などの研究開発を行っている。
パワーエレクトロニクス 教授
乾 義尚
准教授
坂本 眞一
講師
平山 智士
環境汚染や地球温暖化等の地球環境問題や化石燃料の枯渇等のエネルギー問題を解決するために、燃料電池、二次電池、排熱利用発電、太陽エネルギー利用発電などの地球環境に優しい電気エネルギーの発生・変換・貯蔵技術の研究に取り組んでいる。
情報 ネットワーク情報工学 教授
酒井 道
准教授
宮城 茂幸
講師
榎本洸一郎
ネットワーク社会における情報の発信・取得法およびディジタル情報解析の研究を行っている。メタマテリアルによるマイクロ波・光素子材料開発といったハード面と、各種センサによる人体・物体の検知と行動情報解析等のソフト面の両面において取り組んでいる。
知能情報工学 教授
砂山 渡
准教授
服部 峻
世の中のデータの利活用に関わる技術として、データマイニング、テキストマイニング、知的インタフェース、コミュニケーション支援、スキル獲得支援、およびこれらの自動化に関わる研究に、人工知能技術を用いて取り組んでいる。