人材の養成に関する目的など
人間文化学部人間関係学科における人材養成目的および入学者受け入れ方針(アドミッションポリシー)、 教育課程編成・実施方針(カリキュラムポリシー)、 学位授与方針(ディプロマポリシー)について
Ⅰ.人材養成目的
人間関係論関連諸分野の専門的基礎知識を持って身近な集団や地域社会に貢献でき、自然と共生できる思考力・実践力を身につけ、問題解決能力を持って独創的な発想ができ、異文化と協調し国際社会に貢献できる人材を養成する。
Ⅱ.アドミッションポリシー
Ⅲ.カリキュラムポリシー
本学科では、人間らしい心の発達と生きがいの感じられる生活や地域をはじめとする社会システムの構築に参加できる人材の養成をめざしています。心理学、教育学、社会学など人間関係論にかかわる各分野の関連専門科目が以下のようなカテゴリーに分けて配置され、学生はこれらを学びます。さらに学びの集大成として人間関係論にかかわるテーマで卒業研究にとりくみ、論文を作成します。
<学科基礎演習・実習科目>
基礎的な演習・実習を通して基本的なスキルや教養を身につける。
<学科専門講義科目>
専門的な講義を通して心理学、教育学、社会学をはじめ関連分野の知見を学ぶ。人間関係論をめぐる諸問題に関心を寄せ、視野を広げながら自分の興味を絞り込んでいく。
<学科専門演習・実習科目>
研究興味の重なる教員、学生と共同調査や文献の輪読などを行う。少人数学習の場の活発な議論を通じて専門的な研究力量を養う。問題を発見し、解決するための手法を探る。プレゼンテーション、ディスカッション、論理的思考のための力を少人数の演習・実習で身につける。
<卒業研究・卒業論文>
個々人の問題意識にもとづいて設定した研究テーマに沿って、調査・実験・分析する。それらをまとめ、わかりやすく表現する技法を習得し、独創性と論理性を備えた卒業論文を完成させる。
Ⅳ.ディプロマポリシー
本学科の専門科目群、全学共通教育科目群の履修および在学中の多様な活動を通じて、人間らしい心の発達と生きがいの感じられる生活や地域をはじめとする社会システムの構築に参加するための基礎的、専門的知見と技術、多様な立場や職種の人々と対話し、連携する主体としての諸力量を身につけていることが求められます。また、個人の生涯発達と社会の生成、発展のダイナミクスに関心をもち、問題状況を科学的に分析し、理解し、状況の改善に向けて論理的に判断、議論する能力が求められます。以下にも記すこれらの要件を満たした者には人間文化学部から学士(人間文化学)の学位が授与されます。
A.知識・理解
人間関係のあり方について心理学・教育学・社会学を中心とする幅広い知識を身につける。
B.思考・判断
B-1. 一対一の関係で起こる綿密なコミュニケーションを考える一方で、大きな社会集団で起こる複雑なコミュニケーションを考えることができる。
B-2. 対人関係を短い時間単位で捉えるだけでなく、生涯にわたって発達していく関係として考えることができる。
C.興味・関心
専門性に閉じこもることなく、隣接する分野に積極的な興味と関心を持ち、さまざまな分野の人びとと話し合う態度を身につける。
D.技法・技術
D-1. 人間間関係を定量的/質的に分析するための技法を身につける。
D-2 .多様な人間関係のあり方を議論することができ、それを口頭や文章で表現することができる。