人間看護学部4回生が大学生最後の実習で「有終の美を飾る」~滋賀県初の診療看護師(Nurse Practitioner)の講演を開催しました~

2022年07月29日

令和4年度、4回生の最後の実習、人間看護学統合実習(2週間)が無事に終了しました。

コロナ感染拡大のなか、感染防止対策に配慮しながらの実習でしたが実習病院(滋賀県立総合病院・彦根市立病院・市立長浜病院)のご協力・ご支援を賜り、臨地での貴重な学びを得ることができました。

学内日では、本学の慢性看護の専門看護師(CNS:Clinical Nurse Specialist)である片山将宏講師と東近江医療センターに勤務されている滋賀県下でたった一人の診療看護師(NP:Nurse Practitioner)の生田幸一さんを講師にお招きし、医療における看護専門職が担う役割について講義&パネルディスカッションを実施し、学生との意見交流を行いました。

実習の最終日の報告会では、臨地実習の学びの共有や理想とする医療組織(医療や看護の特徴、部門、人員構成、理想のリーダー等)についてグループ発表をしました。12グループによる12の理想とする医療組織ができあがりました。発表後の学生投票の結果、最優秀賞には、緩和ケア専門施設「くじらの家」が選ばれました。

卒業して何十年後かに、学生たちが医療施設の経営に参画し、理想の医療組織を実現化してくれることを願っています。

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