竜王町と滋賀県立大学との包括連携に関する協定を締結しました

2019/09/10
 

 令和元年9月5日(木)、竜王町と滋賀県立大学は、それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し、連携・協力して、人材の育成、持続可能な地域づくりおよび地方創生に資する取組を行い、地域社会に貢献することを目的に、包括連携に関する協定を締結しました。

 滋賀県立大学は、平成26年度に竜王町と連携して、苗村神社三十三年式年大祭に関連する調査研究を実施したり、竜王町内で地域教育のフィールドワークを行うなど、これまで様々な面での連携・協力を行ってきました。これに加えて平成30年度に、人間文化学部教員によるSDGs特化型地域課題研究を同町と連携して実施することで、両者の間に更なる連携に向けた機運が高まり、今回の協定締結に至ったものです。

 協定では連携事項として、人材の育成、地域の活性化、学生の地元就職の推進、SDGsの普及・実践、産業・農業の振興等を規定しています。具体的には、竜王町の次期総合計画の策定や農業振興のあり方検討に係る連携の他、滋賀県立大学学生の竜王町役場におけるインターンシップの促進や産業や農業の振興にかかるイベントにおける連携等を行う予定です。

 9月5日、竜王町役場で開催された協定締結式には、廣川理事長が出席し、「協定締結を元に学生の地元就職の推進や、地域社会の持続的発展、産業・農業の振興に関する取組等、様々な分野における幅広い連携をともに行い、竜王町の活性化に貢献したい」と述べ、今後の同町との連携の強化に期待を寄せました。

 今回の協定を元に、今後、今まで以上に多方面における相互連携を深め、地方創生に繋がる諸事業に取り組んでいきます。

竜王町との包括連携協定締結式の様子