工学研究科先端工学専攻の上岡直樹さんが、応用物理学会関西支部講演会においてポスター賞最優秀賞を受賞しました。

2018/11/09
 

 2018年10月26日にパナソニックワンダーラボ大阪で開催された、応用物理学会関西支部平成30年度第2回講演会「IoTを支える応用物理-新規デバイスから社会実装まで」において、博士後期課程1年の上岡直樹さんがポスター賞最優秀賞を受賞し、トロフィーと賞状が授与されました。

  1. 【研究内容について】

■題目:「TiO2ナノ粒子を用いたペロブスカイト系太陽電池の作製と評価」

■発表者:上岡直樹、奥健夫、鈴木厚志、阪本浩規、山田昌宏、南聡史、大北正信

■概要:ペロブスカイト結晶を用いた太陽電池は高い変換効率が報告され、世界的に注目されています。本研究では、ペロブスカイト太陽電池において、TiO2ナノ粒子導入により短絡電流密度を上昇させ、光電変換効率を向上させることに成功しました。ペロブスカイト太陽電池における界面微細構造制御により、発電効率のさらなる向上可能性を示唆するものです。本研究は、大阪ガス株式会社エネルギー技術研究所、大阪ガスケミカル株式会社フロンティアマテリアル研究所との共同研究によるものです。

応用物理学会賞状