「健康危機回復支援演習Ⅰ(慢性期)」(2回生・後期)における コミュニケーションスキル演習の実施報告

トピックス 2026.01.22

 「健康危機回復支援演習Ⅰ(慢性期)」は、慢性的な健康課題を有する人々とその家族(重要他者)が辿る様々な変化に対して、病いと治療・療養生活に折り合いをつけながら、その人らしい生活を送るための看護支援方法について、事例を通して学修することを目的としています。

 本科目の前半は、慢性心不全患者の急性増悪から安定期、回復期へと移行する過程について、既習の学修を参考に病態生理や症状の発生機序を整理しこれらを基盤に看護過程の展開を行っています。本演習は、回復期から在宅療養へ円滑に移行するために必要な看護支援技術を提供するために、コミュニケーション技術を通して治療的人間関係を築き、意図的な情報収集を行うことを目的としています。今回初めての試みとして、滋賀県立大学同窓会 人間看護学部支部「湖畔の会」の皆様にご協力をいただき、模擬患者役をご担当いただけることになりました。学生は、既習の看護過程を基に、模擬患者の病態や症状を確認し、臨床現場さながらの緊張感の中でコミュニケーションをとり、必要な情報を収集しました。

IMG_3847 2.JPG

 演習の最後には、模擬患者の皆さまから学生へ、患者役を通して感じたことや感想、看護師に期待すること等のご意見をいただきました。学生からは、「学生同士でのロールプレイとは異なり、実習に近い緊張感の中で臨むことができた」「医学用語がそのままでは伝わらないことを実感し、相手にわかりやすく説明する重要性を学んだ」などの発言が聞かれ、貴重な学びや自己課題への気づきにつながったと感じます。  

IMG_3881 2.JPG

  本演習の実施にあたり、ご協力いただいた湖畔の会の皆さまには心より感謝申し上げます。ありがとうございました。