工学部材料化学科4回生の永井咲羽さんが、第11回材料WEEK材料シンポジウム「若手学生研究発表会」において「優秀発表賞」を受賞しました

2025年12月4日

工学部材料化学科4回生の永井咲羽さん(指導教員:秋山毅准教授)が、2025年10月6日~7日に開催された日本材料学会主催の第11回材料WEEK材料シンポジウム「若手学生研究発表会」にて、「優秀発表賞」を受賞しました。

この賞は、上記シンポジウムでの129件の若手学生研究発表の中から選出された10件の発表に贈られるもので、受賞者の永井さんには表彰状が贈られました。

受賞の詳細

発表内容について

題目

水溶性フラーレン錯体-ジアミン付加体の開発と有機薄膜太陽電池への組み込み

発表者

永井咲羽(滋賀県立大学)、奥健夫(滋賀県立大学)、秋山毅(滋賀県立大学)

概要

フラーレンC60と環状オリゴ糖であるγ-シクロデキストリンを固体状態で激しく混合して得られる水溶性錯体に、ジアミンを添加して付加体を得ました。この付加体の薄膜を有機薄膜太陽電池に組み込み、n型半導体・電子輸送層として機能することを示しました。

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