工学研究科材料科学専攻博士前期課程の山内瑞生さんが2026年繊維学会年次大会において優秀ポスター賞を受賞しました

2026年9月2日

2026年6月17~19日にタワーホール船堀(東京)で開催された2026年繊維学会年次大会において、大学院博士前期課程の山内瑞生さんが「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。一般社団法人繊維学会は、1943年に設立された歴史ある学会であり、天然・化学繊維だけでなく、高機能材料やバイオマス素材など幅広い分野を対象としています。

「優秀ポスター発表賞」は、2日間にわたり行われた187件ポスター発表の中で特に優秀な若手発表に贈られるものです。今回は14件が選出され、山内さんの発表が見事その1件に選ばれました。大会2日目の夜に開催された若手研究交流会において表彰式が行われました。

受賞内容について

題目

架橋密度を制御したマイクロゲル分散液のコロイド結晶化挙動

発表者

山内瑞生、竹下宏樹、木田拓充、徳満勝久

概要

粒径の揃った粒子が分散したコロイド溶液中において粒子が自発的に配列し、秩序構造を形成する現象を「コロイド結晶化」といいます。これまで、硬い固体粒子のコロイド結晶化挙動については数多くの研究がなされてきましたが、変形可能な柔らかい粒子におけるコロイド結晶化には未解明な部分が多く残されています。 本研究では、変形可能な粒子としてマイクロゲルを用い、その架橋密度を変えることにより粒子の柔軟性を制御しました。そのことにより、粒子の柔軟性がコロイド結晶化挙動に与える影響を明らかにすることに成功しました。柔軟性の指標となる架橋密度の異なるマイクロゲルの結晶化挙動を評価した結果、粒子の柔軟性が結晶化の速度や形成される結晶構造に大きな影響を及ぼすことが明らかになりました。

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