令和3年度リーダース研修を開催しました

2021年05月24日

5月15日(土曜日)彦根市荒神山自然の家において、学生団体(クラブ、サークル)の部長クラスの学生や体育会、文化会、サークル運営委員会、湖風祭実行委員会の幹部を対象として、リーダース研修を開催しました。

リーダース研修とは、学生団体(クラブ、サークル等)の各部長・幹部クラスの学生を対象とし、日常の活動における企画、運営、会計、危機管理などについて研修するものです。新型コロナウィルス感染症対策の観点から、今年は半日での開催となりました。
マスクや軍手の着用、換気等、感染防止対策をとりながら、アドベンチャー教育の手法を用いて個人とグループの成長を促し、グループとしての責任、協力、協働などを自ら学ぶとともに各団体代表学生同士の交流を図る目的で、PA(プロジェクトアドベンチャー)研修を行い、各団体の部長や幹部等28名が参加しました。

研修は14名ずつ、2グループで行いました。まずはメンバー間の緊張を解す簡単なゲームから始まり、コミュニケーションを通して、徐々に信頼関係を作ることによって意見を言い合える関係へと交流が進みました。そして、アクティビティを重ねていく中で、さまざまなミッションを達成するためにチームで協力しながら知恵を絞ることを体験しました。
各ミッション間では、振り返りの時間を持つことで、客観的に自分を見つめ直し、団体の中での動き方を確認し、「メンバー一人ひとりの意見を聞くことの大切さ」や、「団体内での雰囲気作りの重要性」、「リーダーの役割」等を改めて考えるよい機会となりました。

参加した学生からは「とても楽しくて、普段関わらないような人とも活動できたので良い経験になった」「リーダーとしてどのように発言、行動すればよいか、改めて考え直す機会となった」などの感想があり、各々が充実した時間を過ごしてくれたようでした。

学生たちは、発声や身体接触の制限がある中、熱心に取り組み、団体の中で協働することの大切さを体験できました。この研修が今後の学校生活や課外活動、さらには社会に出てからの生活を実りあるものとするきっかけとなってくれることと思います。