令和4年度リーダース研修を開催しました

2022年05月18日
 

   5月14日(土曜日)彦根市荒神山自然の家において、学生団体(クラブ、サークル)の部長クラスの学生や体育会、文化会、サークル運営委員会、湖風祭実行委員会の幹部を対象として、リーダース研修を開催しました。

   リーダース研修とは、学生団体(クラブ、サークル等)の各部長・幹部クラスの学生を対象とし、リーダーとしての資質能力向上を目的に毎年実施している研修です。昨年度は新型コロナウィルス感染症対策の観点から半日の開催でしたが、今年度は一日開催とし、各団体の部長や幹部等26名が参加しました。

   マスクや軍手の着用、換気等、感染防止対策をとりながら、アドベンチャー教育の手法を用いてグループとしての責任、協力、協働などを自ら学ぶとともに、個人とグループの成長を促し、各団体代表学生同士の交流を図る目的で、PA(プロジェクトアドベンチャー)研修を行いました。

   研修は13名ずつ、2グループで行いました。まずはメンバー間の緊張を解す簡単なゲームから始まり、コミュニケーションを通して、徐々に信頼関係を作ることによって意見を言い合える関係へと交流が進みました。そして、アクティビティを重ねていく中で、さまざまなミッションを達成するためにチームで協力しながら知恵を絞ることを体験しました。

   各ミッション間で振返り時間が設けられ、客観的に自分を見つめ直し、団体の中での動き方を確認する等、活動を通して学んだことを確認し合いました。ミッションを通して、「コミュニケーションの重要性」や「リーダーの役割」、「振り返りの大切さ」等を改めて考えるよい機会となりました。

   参加した学生からは「目標を達成するうえでコミュニケーションは重要であるため、部内でも積極的に取っていきたい」、「自分自身がチャレンジすることも大切であるが、仲間のチャレンジもサポートしていきたい」などの感想があり、各々が充実した時間を過ごすことができました。

   新型コロナウィルス感染症の影響でさまざまな制限がある中、学生たちは熱心に取り組み、グループの中で協働することの大切さを体験できました。この研修が今後の学校生活や課外活動、さらには社会に出てからの生活を実りあるものとするきっかけとなってくれることと思います。

r4leader4.jpg 自分のものをパスした後に相手のものをキャッチ
r4leader1.jpg 全員が落ちずに島を渡るには、相談と協力が必要です
r4leader2.jpg 仲間と支えながら綱渡り
r4leader3.jpg ミッション後の振返り