生活デザイン学科卒業生が「東京ミッドタウンアワード2019」デザインコンペにおいて、応募総数1,016件の中からグランプリを受賞しました

2019年10月24日

人間文化学部生活デザイン学科卒業生のグループが「東京ミッドタウンアワード2019」デザインコンペにおきまして、応募総数1,016件の中からグランプリを受賞しました。
<作品名>
すべてティッシュでできたティッシュペーパー
<コンセプト>
199組のティッシュペーパーと1枚の少し厚手のティッシュペーパーでできています。最後の1枚はボックスの内側をティッシュとして使います。ムダはひとつもありません。サステナブルであり、機能を追求した真っ白な外観は、インテリアとしての美しさも兼ね備えています。このプロダクトを通して、たった1枚の紙を大切に想う気持ちを伝えたいです。これがティッシュペーパーの「THE NEXT STANDARD」です。
<受賞者>
河合 航路 デザイナー 大阪府出身(15期生)
南 和宏 デザイナー 大阪府出身(14期生)
西川 佳織 デザイナー 滋賀県出身(15期生)
<デザインコンペ:テーマ>
2019年のテーマは、「THE NEXT STANDARD」。
SDGs(持続可能な開発目標)、エシカル、Upcycle、使い捨てプラスチックの禁止など、いま、くらしをとりまく環境への意識の変化が求められています。
あなたの考える「今」、そこから見えてくる「次(=NEXT)」とは何でしょうか?
これから少し先の未来の「あたりまえ」や「新しいスタンダード」になるようなデザインが募集されました。
<審査基準>
1. デザイン力
デザインが優れている。新しいコミュニケーションを生むデザインである。
デザインの発信地に相応しいデザイン性がある。
 
2. 提案力
一枚の紙で、伝わりやすいように表現できている。
 
3. テーマの理解力
テーマ(「THE NEXT STANDARD」)を理解し、反映している。
 
4. 受け手の意識
アイデアとして、「これが必要だ・こうなったら嬉しい」と感じる。ターゲットや目的が明確である。
 
5. 実現化(含む商品化)につながる
商品化やイベント化(例:MID DAY)など、実現性の高いアイデアである。また、社会インフラとして浸透する可能性を持ち、かつ市場性、社会性が感じられる。
<審査員>
• 石上純也:建築家
• 伊藤直樹:クリエイティブディレクター
• えぐちりか:アーティスト/アートディレクター
• 川村元気:映画プロデューサー/小説家
• 中村勇吾:インターフェースデザイナー
2019年10月18日(金)に授賞式、10月18日(金)~11月10日(日)に展示が行われます。
受賞作品であるティッシュの写真