環境科学研究科環境計画学専攻の冨田マリンさん(博士前期課程2回生)が、第21回「まちづくり・都市デザイン競技」春日井市長特別賞表彰式・記念シンポジウムにおいて、パネリストとして招待され講演を行いました。

 

2019/07/17

 環境科学研究科環境計画学専攻の冨田マリンさん(博士前期課程2回生)が、第21回「まちづくり・都市デザイン競技」春日井市長特別賞表彰式・記念シンポジウム(2019年7月13日、春日井市東部市民センターホールにて開催)において、パネリストとして招待され講演を行いましたのでお知らせします。

 当シンポジウムでは、春日井市長特別賞表彰式、西村幸夫氏(東京大学名誉教授、神戸芸術工科大学教授)による基調講演に続いて、第21回「まちづくり・都市デザイン競技」の受賞5者によるパネルディスカッションが行われ、課題対象地区である高蔵寺ニュータウンの将来像について、受賞作品の紹介を織り交ぜながらの熱のこもった議論が行われました。
 コンサルタントやゼネコンの受賞者らとともにパネリストとして登壇した冨田マリンさんは、「MO-TOWN:MaaSの軌跡が魅せる地形都市」と題した10分間のスライドショーを駆使し、最先端のモビリティ技術と環境デザインの手法によって、新しいまちの形と未来の暮らし方を実現する過程を具体的に示し、会場より盛大な拍手を頂きました。

 また、進行役の西村先生から、未来のセンター地区における建築面積が極めて小さいとの疑問が投げかけられたことに対し、冨田さんは、MaaSの導入でサービスがまち全体に広がるため、センター地区には新たにオープンスペースとしての役割が生まれると応じました。ディスカッションの全体総括において、西村先生がオープンスペースの重要性について言及されたことから、冨田さんのプレゼンに対して一定の評価を頂いたと考えられます。

シンポジウムの様子。左端が冨田マリンさんです。

左端が冨田マリンさんです。

 

シンポジウムの様子