大学院材料科学専攻の河端秀和さんが、「第64回高分子討論会」および「ゲルワークショップ イン 仙台」において優秀ポスター賞をダブル受賞いたしました。

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2015/10/15
 
 
 

 大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程2回生の河端秀和さんが,「第64回高分子討論会(2015年9月15〜17日に東北大学川内キャンパスにて開催)」および「ゲルワークショップ イン 仙台(2015年9月17、18日にLa楽リゾートホテル・グリーングリーン(宮城県仙台市)にて開催)」において優秀ポスター賞をダブル受賞いたしましたのでお知らせいたします。

<ポスター賞概要>

① 第64回高分子討論会
 9月15〜17日に東北大学川内キャンパスで行われた第64回高分子討論会にて学生ポスター賞を受賞しました。
この賞は、高分子討論会で発表されたポスター(約800件)のうち、学生による発表を対象とし、予稿原稿をもとにした一次審査、当日の発表をもとにした二次審査を経て決定されるものです。
今回は35件の学生ポスター賞が授与され、そのひとつに河端さんの発表が選ばれました。
http://main.spsj.or.jp/tohron/64tohron/posteraward.pdf

② ゲルワークショップ イン 仙台
 9月17、18日にLa楽リゾートホテル・グリーングリーン(宮城県仙台市)にて行われたゲルワークショップイン仙台にて学生ポスター賞を受賞しました。
 この賞はワークショップに参加した学生によるポスター発表の中で優秀な発表に対して送られるものです。
 今回は15件の発表の中から3件が優秀発表に選出され、そのうちの最優秀ポスターに河端さんの発表が選ばれました。

①、②ともに発表題目・概要は以下の通りです。

題目:「共架橋法による感温性ゲルアクチュエータの開発」
著者:河端秀和、伊田翔平、谷本智史、廣川能嗣
概要:周囲の温度変化に応答して体積を大きく変化させる感温性ゲルは、熱エネルギーを力学的エネルギーに変換するアクチュエータへの応用が期待されています。しかし、従来の感温性ゲルは応答の遅さや力学的強度の低さが問題となっていました。本研究では、「共架橋法」と呼ばれる合成方法を用いることによって、温度変化に対して迅速に応答するゲルの合成を達成するとともに、アクチュエータとしての応用に向けて有用であることを示したものです。

賞状1
賞状2
 
賞状3