日本インテリア学会関西支部学生研究発表会において、生活デザイン学科の藤井夏希さんの卒業制作が優秀賞を受賞しました

2023年4月3日

日本インテリア学会関西支部第2回学生研究発表会において、生活デザイン学科の藤井夏希さんの卒業制作が優秀賞を受賞しました。

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作品名

「街を体現する宿泊施設の提案 -兵庫県赤穂市の色彩に着目して-」

作品コンセプト

本制作は、宿泊を伴う観光に課題がある地域において、観光客と地域の魅力をつなぎ、滞在時間を増加させる宿泊施設を提案するものである。敷地とする赤穂市は、私の地元兵庫県の中でも地域資源は多いが、特徴があまり周知されていない地域である。これまでの宿泊施設は、観光客が非日常空間を楽しむためのコンテンツが多いが、地域の住民が宿泊施設を日常的に利用することはない。そこで、観光資源としての赤穂の風景に加え、地域の人が日常的に利用できる空間を組み合わせることで、観光客の非日常と赤穂の日常が交わる滞在型宿泊施設を設計した。さらに、「その土地ならでは」の魅力を表現するために色彩に着目した。街の温度感を表現するため、街を歩き、風景をつくる色彩を収集した。周辺環境に溶け込んだ建物の中に一歩入ると、赤穂の伝統的な色が広がる共有スペースがあり、進んでいくとまた異なる色が見え、客室に着くと非日常空間が広がる、そんな宿泊施設を目指した。

審査について

委員長:片山勢津子(副支部長)

委員:中村孝之(支部長)・山内一弘(副支部長)・近藤雅之・西山紀子・矢部仁見・井上徹

最優秀賞2点、優秀賞2点

主催

日本インテリア学会

Webサイト

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