電子システム工学専攻の古田翼さんが「デザインガイア2022」において優秀ポスター賞を受賞しました

2022年12月13日

本学大学院工学研究科電子システム工学専攻の古田翼さんが,2022年11月28日~30日に石川県金沢市で開催されたデザインガイア2022において優秀ポスター賞を受賞しました.本賞はポスター発表の中から優秀なものが最大3件選定され、表彰されるものです。

■題目:大きさの異なる2つのコプレーナ型静電容量センサを用いた液滴の接触角推定手法

■著者:古田翼、土谷亮、井上敏之、岸根桂路

■概要:マイクロ流路デバイスにおいて、操作・観測対象の液滴の形状は重要な情報でありながら電気的な計測が困難である。本研究では静電容量を用いて液滴の形状を推定する手法を提案した。先行研究では液滴とコンデンサの位置関係によって推定精度が低下するという問題があったが、本研究では2つのコプレーナ型静電容量を用いることでこの問題を解決し、接触角の推定が可能であることをシミュレーションによって示した。

電子情報通信学会:『デザインガイア2022-VLSI設計の新しい大地-』

賞状をもつ古田さん
(古田 翼さん)