「近江楽座 とよさと快蔵プロジェクト」が電通育英会助成事業に選ばれました

2022年05月11日
 

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近江楽座で活動する「とよさと快蔵プロジェクト」が公益財団法人 電通育英会の令和4年度助成事業の助成団体に選ばれました。4月20日に実施された近江楽座活動報告会の場にて、廣川理事長より助成決定の伝達が行われました。

電通育英会は、1963年に株式会社 電通により設立された奨学財団で奨学金の給付・貸与を中心として社会に貢献する次世代の人材育成に取り組んでいます。本助成事業は、2012年度から始まり、NPO法人や大学内組織など非営利団体が行う次世代リーダーを育成する活動に対して、年間10件程度、助成を行っています。

「とよさと快蔵プロジェクト」は、豊郷町内に点在する空き家となった民家や蔵を地域資産として捉え、学生なりの視点で活用し、地域を盛り上げる活動を行っています。今回の活動では、空き家を改修するだけでなく、そのフィールドを生かしたワークショップを企画、運営することで地域の人との交流や人材育成を進め、持続可能なまちづくりのために次の世代の人材を育てていくことを計画しています。

<決定内容>

団体名:近江楽座 とよさと快蔵プロジェクト

助成活動名:「とよさとの空き家改修の現場を生かしたまちづくり人材の育成」

助成金額:60万円

助成期間:2022年4月1日~2023年3月31日

(電通育英会の助成事業と助成団体はこちら を参照)

決定通知書をいただいた「とよさと快蔵プロジェクト」の前代表・川崎恵李さん(生活デザイン学科4回生)は、このようなご支援をいただけることに対して、「私たちの活動だけでなく先輩方や先生方、大学や近江楽座の方、町の人たち、関わって下さっているいろんな方々のおかげだと思います。感謝の気持ちを忘れずに、これからもがんばります」と、喜びを表しました。

廣川理事長からは、「コロナ禍でご苦労されていることも多いと思いますが、一年後に、また一段と成長したみなさんにお会いできることを楽しみにしています。おめでとうございます。また、他のプロジェクトのみなさんも、『とよさと快蔵プロジェクト』に続いて、さらに発展することを祈っています」と、激励の言葉をいただきました。