人間文化学部人間関係学科 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

人間関係学科では、人間関係を生涯にわたって発達・変化していくものとして柔軟に捉え、自身と共同体との関わりについて考え続けるための総合的教育を行っています。入学後には、人間関係への興味・関心を持ち、さまざまな環境における人間どうしのあり方を記述し、実践的にとらえ直すことが中心課題となります。この教育目標を達成するために、次のような学生を求めます。

1.求める学生像

(1)さまざまな共同体で生じる問題に取り組むための基礎学力を有する人(知識・理解)

(2)自他の体験を客観的に記述し、とらえ直す力を有する人(思考力・構成力)

(3)さまざまな発達段階・環境における人と人との関わりに関心を持ち、自ら学ぶ強い意欲を有する人(関心・意欲)

(4)自分の考えや意見を表現し、相手に伝えるための基礎的な能力を有する人(読解力・表現力)

2.入学者選抜の基本方針

人間関係学科の選抜試験では、高等学校までの教育課程を尊重し、基礎学力(知識・理解)を重視します。さらに、大学生活の中で人間関係のあり方を記述しとらえ直すための関心・意欲、思考力、表現力を選抜基準とします。このため、一般選抜(前期日程・後期日程)と特別選抜を実施し、それぞれ、大学入学共通テスト、個別学力試験、個別面接(口頭試問を含む)の中から2つを組み合わせて課します。

3.選抜方法

【一般選抜(前期日程)】

一般選抜(前期日程)では、高等学校までの基礎学力(知識・理解)と思考力を重視します。このため、大学入学共通テスト(国語・数学・外国語・理科・地歴公民)と個別学力試験[英語・国語(現代文)]を課します。また、主体性等を評価するために志望理由書等を参考資料とします。

【一般選抜(後期日程)】

一般選抜(後期日程)では、高等学校までの基礎学力(知識・理解)と表現力、特にことばを介した構成力と読解力を重視します。このため、大学入学共通テスト(国語/数学/理科/地歴公民から2教科・外国語)と個別学力試験(小論文)を課します。また、主体性等を評価するために志望理由書等を参考資料とします。

【特別選抜(学校推薦型選抜)】

特別選抜(学校推薦型選抜A)では、高等学校までの教育課程とともに、思考力と判断力、および柔軟な興味と関心を持つ力を重視し、総合問題(英語、文系総合問題)と個別面接(口頭試問を含む)を課します。