材料科学専攻の長田直也さんがプラスチック成形加工学会第33回年次大会「成形加工’22」において「優秀学生ポスター賞」を受賞しました

2022年08月01日
 

6月15日〜6月16日にタワーホール船堀(東京)にて開催されたプラスチック成形加工学会第33回年次大会「成形加工’22」において、本学大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程の長田直也(おさだなおや)さんの発表が「優秀学生ポスター賞」を受賞しました。

本賞は、2日目午後に行われたポスター発表の中で優秀な発表に贈られるもので、今回は55件のポスター発表から6件が選出され、その中の1件に本発表が選ばれました。

発表内容について

■題目:高圧水素タンク用PA/ETFE材料に関する研究

■発表者:長田直也¹、徳満勝久¹、竹下宏樹¹、西栄一²、佐々木徹²、西村伸³、藤原広匡³

(¹滋賀県立大学、²AGC株式会社、³九州大学)

■概要:燃料電池自動車に車載される高圧水素タンクのライナー材には低温での優れた力学物性と繰り返し高圧水素環境下に曝されても破壊されないような高圧水素耐性が必要とされています。今回の発表では現在高圧水素タンクに使用されている材料であるPAに、低温力学物性に優れたETFE(エチレンテトラフルオロエチレン)をブレンドした系について低温力学物性と高圧水素耐性について発表を行いました。PA/ETFEブレンドは-70℃でも優れた力学物性を示すことが確認されましたが、高圧水素曝露試験において“ブリスタ破壊”と呼ばれる破壊現象が確認されたことから、今後更なる高圧水素耐性を有するブレンド材料開発が必要であることが示唆されました。

 

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