アメリカミシガン州レイクスペリオル州立大学「異文化理解A」レポート

2013年度 異文化理解A レイクスペリオル州立大学

異文化理解Aレポート  アメリカミシガン州レイクスペリオル州立大学

概要
フィールドトリップ先のカナダにて

フィールドトリップ先のカナダにて

 夏季休業中の3週間(8月8日~28日)、アメリカミシガン州のレイクスペリオル州立大学において、特別講義を履修します。これらの講義は、英語の講義と大学周辺地域でのフィールドトリップとが組み合わされています。それ以外に、出発前には本学において、専門基礎講座と英語集中講座を受講します。また現地では、週末に同大学教員宅にてホームスティを過ごし、さらにはネイティブアメリカンやパイオニアスタイルの食事を体験します。

目的
 英語によるコミュニケーション能力の向上はもちろん、アメリカ・カナダの自然と文化に触れ、国際感覚を涵養するとともに、異文化の理解に努めます。

~Michigan life☆前半を終えて~
 実際こちらに来てみるまでは長いなあと思っていた3週間も、一日一日にギュッと濃縮されたたっくさんの思い出とともにみるみるうちに過ぎ去り、残すところ数日となってしまいました。
 今回のプログラムは私にとって特別な旅です。初の海外ということももちろんありますが、留学するという長年の夢を実現できたことが最も大きいと思います。日本であれこれと考えを巡らせていたことも、実際こちらに来て、見て、聞いて、体験して初めて「わかった」と言えるようになったと感じました。
 初海外旅行とあって、「何事も全て吸収して帰るぞ!」という意気込みでこちらにやって来たのですが、私の想像以上にそこには私の今まで知らなかった世界が広がっていて正直困惑した面もあります。その一つとしては、人々の話す英語のスピードが速すぎて、何を聞かれているのか、何を話してくれているのかが瞬時に理解できないということです。これまで日本で自分なりには生きた英語に触れ、スピーキング力を養ってきたつもりでしたが、それはあくまでも、日本に居る外国人は日本人慣れしていて、日本人に合わせた寛容な英語で接してくれていたからなんだなと気付かされました。私たちが日本語を平気で使いこなすように、こちらでは英語が当たり前のように飛び交っている。言語習得の難しさを痛感する日々です。
 Townhouseでの生活は、本当に毎日が発見の連続で、とても密度の濃い日々でした。スーパーへ行くだけでも「wao!」のオンパレードで(笑)、何回行っても未だにアメリカのスーパーの全貌は測り知れません。そこで購入した食材を使っての9人の共同自炊生活は、アメリカという異国の地で私たちをたくましくさせたことでしょう。
 残りのMichigan lifeでは、地域文化学科として、地域文化という観点から捉えたスーセーマリーの姿を考察していきたいと思います。
(人間文化学部地域文化学科 3回生山本 紗佑里)
スーパーでの買い物
スーパーでの買い物
タウンハウスでの自炊生活
タウンハウスでの自炊生活

ヨーロッパ原産の侵略的外来植物Centaurea maculosaについて。
 私が滞在しているミシガン州スーセーマリー市は、アメリカとカナダの国境に位置しております。その周辺では、ノラニンジン、ビロードモウズイカといったヨーロッパ原産の外来植物が大変多く生育しているのを確認することが出来ます。寒冷なヨーロッパを原産地としている種は、同じく寒冷な同地に定着しやすいということが覗えます。
 今回紹介するCentaurea maculosa(図1)も、そういった種の1つです。英名はSpotted Knapweedで、ヨーロッパ原産のヤグルマギク属の植物です。
 スーセーマリー市周辺では、荒れ地や道路沿いの草地に大変多く生育しております(図2)。日本での定着は確認されておりませんが、北海道のような寒冷な地域に定着すると、個体数を爆発的に増加させ、生態系に大きな影響を及ぼす可能性があると考えます。
 滋賀県は、近畿地方では比較的寒冷で、多くの雪が降る地域です。その為、滋賀県内に侵入すると、定着する可能性は高いと考えます。本種の生態を把握する為に、現地での観察を続けたいと思います。
(滋賀県立大学環境科学部環境生態学科3回生 稗田真也)

図1
図1
図2
図2
3日間のホームステイを終えて
ホストファミリーと一緒に

ホストファミリーと一緒に

 私は、ドイツ人のケビンと、メキシコ人のアンドレア、そして2歳半のアレックスの家に2泊3日でホームステイさせていただきました。
 アレックスも私もしっかり英語を喋ることができないけれど、一緒に遊んでる時にそんな事は全然気にならなくて、ほんとに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 また、3日間でいろいろなところに連れて行ってもらいましたが、私がとても嬉しいなと感じたのは、その道中の車の中で、ケビンが私達といっぱいコミュニケーションをとろうとしてくれた事です。
 ケビンは私達に結構難しい話題もふってくれて、銃とアメリカのイメージについて、宗教や言語の違い、少子高齢化など、英語で説明するのはとても大変でしたが、私にはそれがとても楽しくて仕方なかったです。私からもケビンに質問したりと、車の中はただの移動時間ではなく、とても充実した時間となりました。
 アレックスと遊べた事、ケビンとアンドレアに出会えた事は私にとってかけがえのない経験になりました。これからもメールを通して英語の力を伸ばすとともに、連絡をとっていきたいと思っています。
(人間文化学部生活栄養学科1回生 宇野友香子)