アメリカ留学レポート

国際コミュニケーション学科 玉井 花奈さん

アメリカ ミッドミシガンコミュニティカレッジ

 今年も始まって早くも二か月が経とうとしています。何名かの後輩たちからはミッドミシガンコミュニティカレッジについて詳しく教えてほしいという連絡や無事に希望していた留学先に決まったという報告を受けて、もう私の留学生活もあとわずかであることを実感しました。
 今回の報告書では毎週金曜日に活動している日本語クラブについて書こうと思います。ミッドミシガンコミュニティカレッジのあるマウントプレザントにはセントラルミシガンユニバーシティという生徒数が1万人を超える大きな大学があります。その大学に日本語学科はないものの、奈良教育大学と提携を結んでいたり、日本人の教授が教鞭をとられていたりと、日本との交流がある大学です。日本に交換留学をする生徒や日本語の授業をとっている生徒、また日本に関心のある生徒が集まるのが日本語クラブです。交換留学生が毎年1人しかいないようで、セントラルミシガンユニバーシティの生徒の皆さんがより多くの日本人と交流できるように、そして私たちが現地の学生と関われるように、日本語クラブに参加する機会を設けてくださいました。
 日本語クラブでは毎回簡単なゲームをすることから始まります。前回はジェスチャーゲームをしました。たいていゲームのあとはいくつかのグループにわかれて自由におしゃべりしています。現地の学生はできるだけ日本語を使い、私たち日本人は英語を使うように心がけて互いに学びあっています。時々日本語を教えている先生がクラブにやってきて、テスト前の特別講座が開講されます。その時に、どのように英語で日本語を教えるのかを知ることができて勉強になります。クラブとしての活動時間は2時間程度ですが、活動後にみんなでご飯を食べに出かけることが多いです。また、クラブ時間以外に集まってパーティーをしたり遠くへ遊びに出かけたりします。カンバセーションパートナーも日本語クラブのメンバーが担当してくれて私たちのコミュニケーション力の向上をサポートしてくれています。日本に留学経験のある生徒はとても流暢な関西弁を話します。関西弁を好いてくれている友人をみると同じ関西人としてうれしくなります。また、今年の8月から日本に交換留学が決まった友人がいたり、日本での就職を希望している友人もいて、日本に帰ってからも交流を続けることができそうで楽しみです。

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