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アメリカ留学レポート

国際コミュニケーション学科 塚本 舞佳さん

アメリカ エベレットコミュニティカレッジ

 EvCCに来てから10日が過ぎ、一昨日からようやく授業が始まりました。今回はEvCCについてと、今までの生活で興味深かったことを書いていきたいと思います。
 こちらについてすぐは時差ぼけとこれからの生活への不安のため、あまり気分がよくありませんでしたが、到着した翌日の買い物ツアーで友達ができ、安心感からか次第によくなっていきました。オリエンテーションが始まってからは、さまざまなアイスブレイクなどを通して外国人の友達ができました。同じアジア人であるからか、中国人や韓国人の友達が多くできました。また、困ったことがあっても日本人の学生アドバイザーが数人いて、いざとなったときには助けてもらえる体制が整っています。
 EvCCはワシントン州の比較的田舎にあり、一番近くのスーパーまで徒歩だと約15分かかります。少し不便ではありますが、寮から2、3分の学校の敷地内にあるバスは1ドルでどこまでも乗り放題なので、バスに乗ればダウンタウンや大きなスーパー、シアトルなどの都市部まで簡単に行くことができます。バスで行ける距離にアジアンスーパーもいくつかあり、少し値段は高いですが日本食を買うこともできます。
 EvCCの寮は昨年秋にオープンした一人部屋のものと、今年の秋にオープンしたシェアルーム型のものの2つがあり、留学生は基本的に寮に住むことになっています。私は昨年秋にオープンした方の寮に住んでいますが、部屋は想像していた以上にきれいでとても満足しています。ただ、一人部屋であるために、部屋の中に入ってしまえば人とかかわることがなくなるため、積極的に自分からコミュニティルームに行ったり、イベントに参加したりしなければ寮の中で友達を作るのは難しいといえます。その点、今年オープンした寮はシェアハウス型になっていて、さまざま国籍の人と同じ空間で生活ができ、友達も作りやすく楽しそうです。どちらの寮にもアシスタントディレクターがいるだけではなく、学生のアシスタントが一緒に住んでいたり、寮で様々なイベントが行われたり、とても手厚い対応を受けました。学校が始まるまでの1週間は寮でピザパーティーやスモア作り、ビンゴなどの様々なイベントが毎日開かれ、そこで友達を作ることができました。また、寮に住む留学生向けに毎週末にいろいろなイベントが開かれており、バスに乗って無料でいろいろなところに連れて行ってもらえます。先週末はシアトルに行き、今週末はマリナーズの試合を見に行く予定です。
 EvCCは比較的日本人留学生も多く、秋学期から入る日本人留学生は20人近くいます。EvCCは中国人、韓国人、インドネシア人、ベトナム人が多いイメージで、他にも、香港、コロンビア、チリ、ドイツ、ノルウェーなどからの留学生もちらほらいます。
 英語のクラスはEnglish101、level4、3、2、1などの細かい分類があり、それぞれのレベルで取れる授業などが決まっていて、各自の能力に合わせて履修を組むことができます。初めに送ったTOEFLのスコアかプレイスメントテストの結果によっておすすめされるクラスに入ることが多いです。また、卒業するまでの2年間に無料で3回テストを受けることができ、その結果によって飛び級もできるそうです。私は今学期、留学生向け英語のGrammar、Listening and Speaking、Writing、ReadingとCollege Survivalという授業を自分のレベルに合わせて取りました。アドバイザーと相談して決めた履修なので、今のところは簡単すぎず、難しすぎず、ちょうどいい難易度であると感じています。College レベルの授業も取りたかったのですが、今の自分のレベルでは難しいため、来学期以降の履修になりそうです。
 授業以外にもEvCCにはさまざまなクラブがあり、international clubなどの留学生向けのものもあるようです。また、日本に興味がある人学生向けのJapanese clubもあり、まだ検討中ではありますが、なにかクラブにも入ってみたいと考えています。
 次に、最近あった興味深かった出来事について書きたいと思います。先週末に留学生向けのイベントの1つとして寮の友達とシアトルに行きました。シアトルはワシントン州への留学が決まった時から行きたいと思っていたところで、到着して1週間で行けるとは思ってもみませんでした。シアトルにあるパイク・プレイス・マーケットには壁一面がガムで覆われているガムの壁という観光名所があります。遠くから見ている分にはまだきれいでよかったのですが、近づいてみると少し気持ちが悪く、独特のにおいが充満していて衝撃を受けました。
 金曜日の夜には友達に誘われて、初めて誕生日パーティーに行きました。日本ではあまり誕生日パーティーなどに行ったことがなかったのでとても興味深かったです。誰かの自宅やお店でやるのではなく、アパートの共有キッチンのようなところで開かれていました。アメリカ人、日本人、韓国人、中国人など、さまざまな国籍の人が何十人も集まり、さまざまな言語で話をしていました。日本では、誕生日の人を囲んで食事をするなどが一般的だと思うのですが、ここではビリヤードをやったりギターを弾いたり、集まる人が各自で好きなことをやっているのが新鮮で、日本との違いを感じました。日本人は一緒に来た人とずっと一緒にいて固まりがちですが、外国人はみんなとてもフレンドリーで、初対面の人ともすぐあいさつを交わし仲良くなっていました。日本のことが好きなアメリカ人の誕生日パーティーだったので、たこ焼きや焼きそばなど、日本食がたくさん出ていました。
 アメリカに来てから感じたのは、日本に興味を持っている外国人が思っていた以上にいることです。私自身が日本人なので、そういう人が日本人だからと声をかけてくれているだけかもしれませんが、日本のアニメや漫画はもちろん、言葉を知っている人も韓国人や中国人には多くいます。日本人だとわかると、日本語であいさつをしてくれたり、簡単な会話ができる人にもすでに数人出会いました。自己紹介で行きたい国について話しているときも、日本の都市が挙がることも少なくありませんでした。だからこそ、あれはどうなの?これについてどう思う?と聞かれることが度々あり、彼らの興味関心の強さに驚いたと同時に、答えられない質問が来ることもあり、自分の勉強不足を痛感しました。せっかく興味を持って話しかけてくれるのに答えることができないととても悔しくなります。英語や他国の文化を勉強することも大切ですが、日本人として海外に行くときには何よりも日本について知ってから行くべきであると強く思いました。

シアトル
寮1
 
寮2
大学正門
 
たこ焼きパーティー
パーティーの様子
 

滋賀県立大学

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