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アメリカ留学レポート

‚国際コミュニケーション学科 山中 尚子さん

アメリカ アルマカレッジ

 アメリカについて1ヶ月が経ちました。やっと一か月という気持ちと、もう一か月経ってしまったのかという思いが混ざり合い、今後限られた留学生活を無駄にしないように気を引き締めないといけないなと思います。大学の概要を振り返りながら、この一か月で感じたことなどをまとめていきます。


●アルマカレッジについて
 アルマカレッジのキャンパスは県大より少し小さいくらいで、学生寮が大学内に併設されています。私が住んでいる寮は講義棟まで3分もかからない距離にあります。朝ギリギリに起きても間に合ってしまう距離に寮があるので、大きく生活習慣が変わってしまわないように気を付けないといけないと思っています。寮にキッチンがないですが、ミールプランに入っているのでご飯の心配はいりません。アルマカレッジに来ている留学生はアメリカの他の大学と比べると非常に少ないです。ですが、日本の大学からの留学生は私一人なので、良い環境にいると思います。アルマカレッジは私立の文系大学とされていますが、心理学や化学、エンジニアリングなど日本では理系に分類される分野も開かれています。


●この一か月のまとめ
 私が今学期とった授業は心理学、PSY Lab、World Religion、College Rhetoric、ピアノの5つです。どの授業でも課題が毎回課せられ、中1日でそれらを仕上げなければいけません。はじめは課題の量に圧倒されていましたが、一ヶ月も経つと勉強のペースにもついていけるようになり、精神的にも余裕ができてきたと思います。心理学の授業では、授業前にオンラインで受けた授業と読んだテキストの内容を確認するクイズが毎週課されて、その答え合わせが終わったグループから随時同時進行で行われている様々なグループプロジェクトに移ることができるという仕組みになっています。この心理学の授業は私が履修している授業の中でも一番難しく、はじめのは自分の答えに自信がなかったり、テキストの読み込みやノートに書いたメモが不十分であったりしため、なかなかチームに貢献することができませんでしたが、今では積極的に答え合わせの時間やグループ課題を進めている時に発言できるようになりました。この心理学のクイズで、クラスの中でも優秀なスコアを取れていると知らせてもらえた時は本当にうれしかったです。ネイティブに負けてないんだ!と思い、さらに前向きな姿勢で授業に取り組もうときめました。

 授業の担当教授は若い女性で、授業中クイズを真剣に解いているのに朝食にマックのハンバーガーを3つ食べたといきなり大声で報告してくるようなユーモアに溢れた先生です。そんな教授が教えているDevelopmental Psychologyという授業をルームメイトが取っているのですが、そのカオス度がなんともアメリカっぽいです。Developmental Psychologyでは子供の発達に重点をおいて授業が進められていて、毎回リーディングとオンラインで講義を受ける課題が課され、課題を通じて学んだことを授業で実践するのですが、その実践方法がすごいです。想像上の赤ちゃんを大学進学まで育て上げるのですが、各グループメンバーが仮想家族の役割を持ち、自分のグループの赤ちゃんを他のグループの攻撃から守りつつ、他の赤ちゃんを攻撃して死に至らせるというゲームをしています。しかも場所は学校にあるスターバックスです。私の授業でも様々なプロジェクトが課されて、その内容も日本と比べると十分にクリエイティブで感心していたのですが、ルームメイトが取っている授業のほうがクレイジーでした。日本ではできない授業内容だなと思いつつも、しっかりと学んだことの復習と定着が行える設定になっているため非常に効果的な授業方法だなと思います。
 他にアメリカらしいと思ったことは、さまざまな社会的活動が大学で頻繁に行われているところです。「Black Lives Matter」という全米的に行われているデモ行進をアルマカレッジないで自主的に行ったり、家庭内暴力に反対してパープルのネクタイを付ける日などがあったり、この一か月で数えきれない沢山の活動が行われていて、日本との問題意識の差というようなものを見せつけられた気がします。アルマという地域の住人のほとんどが白人で保守派の人が多く、よくトランプ支持を表明する看板も目にします。アジア人としてこちらで生活して、周りの目線が気になったこともありました。そんなコミュニティー内で「Black Lives Matter」という活動を行っている生徒を見て、かっこいい、いつか参加しようと思いました。

寮の様子寮の様子
ホームカミングホームカミング
 
アルマカレッジのマスコットと一緒にアルマカレッジのマスコットと一緒に
 

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