カナダ留学レポート

国際コミュニケーション学科 田中 智菜さん 留学レポート2

カナダ ビクトリア大学語学センター 

 もうすぐ留学生活が終わります。カナダに来る前は、きっとすぐ日本が恋しくなるだろうなと思っていましたが、今はもっとここで過ごしたいと思うくらいで、そう思っていることに自分でも驚いています。

<生活>

 七月からは新しいプログラムが始まり、大学の方からホームステイ先を紹介してもらっている子たちは、以前のプログラムでホームステイをしていても、これを機に学校の寮へ移らなければならなかったのですが、私は大学から紹介を受けていないため、ホームステイを続けることができました。寮には寮の良さがあるのだと思いますが、私がもっとここで過ごしたいと思えるのもホストファミリーのおかげだと思うので、ホームステ イを続けられてとても良かったです。毎日特別な場所へ行くわけではないですが、外国で日常生活を楽しめることが、海外旅行とは違った留学の醍醐味だと改めて感じています。

 最近では、ホストファミリーの孫の野球の試合を観に行ったりしていました。日本と比べ て、日がとても長いので、平日の夜でも子供たちが野球の試合をしたり、それを応援して いる多くの大人がいたりと、いろんな人が外で活動している雰囲気がとてもいいなと思い ます。その雰囲気の中でホストファミリーと会話をしたり、周りの人がどのように応援を しているのか聞いたりと、英語にふれることができて、とてもいい経験ができています。 最近は文法や発音にこだわりすぎないようにして、自分の気持ちを伝えることを大切に しています。カナダに来たころは、なんとなく文法にこだわりすぎるあまり、これを聞きたいと思っても、言うのをあきらめたりすることがありましたが、今は、これを聞きたいとかその時の気持ちを大切にすることで、会話をもっと楽しむことが出来ていて、最初から文法などにこだわりすぎるべきではなかったなと気づきました。

<旅行>

 以前のプログラムと今受けているプログラムが始まる間に少し休みがあったの で、ロッキーマウンテンに行ってきました。学校に入っているツアー会社で申し込んだバ ンクーバーからのバスツアーでした。県大から留学している越智さんと二人で行ったので、ホテルの四人部屋を知らない人とシェアしなければならないなどはありましたが、今まで見たことのないような景色が見られてとても良い経験が出来たツアーだったと思います。どの湖も本当に綺麗だったのですが、私のお気に入りはエメラルド湖です。一番最初に見た湖ということもあるかもしれませんが、ずっと見ていられるようなとても綺麗な湖でした。日本の旅行会社ではなかったので、ツアーガイドの人の話もすべて英語でしたが、問題が起こることもなく、 旅行中も英語にふれられるいい機会になりとても良かったです。ツアーガイドの人は基本 的にずっとノリノリで、バスの中では大声で歌ったりして、自分も旅行者と一緒にツアー を楽しんでいるという感じがよく現れていて、とても新鮮でした。日本のバスツアーとは また違う面白さがありました。

エメラルド湖
エメラルド湖
野生のリス
野生のリス
ツアーの宿泊先
ツアーの宿泊先