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アメリカ留学レポート

国際コミュニケーション学科  小嶋 夢乃さん

アメリカ オーバーン大学 モンゴメリー校

イメージ1 オーバーン大学モンゴメリー校(AUM)に来て約1ヶ月が経ちました。
 滋賀県立大学からAUMに留学するのは私たちが初めてということと、AUM自体が日本人の学生を留学生として受け入れるのが初めてということで、情報も少なく、行く前から不安なことだらけでした。なので、このレポートが次にAUMに行こうと考えている人たちの手助けに少しでもなればいいなと思います。

≪授業について≫
 私たちははじめESLの授業を取るものだと思っていましたが、そうではなく、全て専門の中から選ぶということになっていたので、すべて専門の授業を取っています。AUMには多くの専攻課程があり様々な種類の授業があります。今学期は、Introduction Human Communication, Basic English, Chinese, Modern Japanの4つを取りました。専門の授業を現地の学生と同じようにとっているので、周りはみんな現地の学生ばかりで圧倒され、内容も難しく、先生や生徒の話すスピードもかなり早いのでとても大変です。レコーダーを使ったり、質問をしたりしてなんとかがんばっています。私が取っている授業の先生はみんな優しく、授業が終わってからわからなかったところを質問しにいくと、私が理解するまで何度も説明してくれます。クラスメイトともやっと少しずつですが会話をするようになりました。

≪モンゴメリー≫
イメージ2 モンゴメリーはアラバマの州都ですが、そこまで大きな街ではなく、バーミングハムやハンツビルの方が都市としては栄えているようです。ダウンタウンはおしゃれですが、キャンパスの回りは何もありません。近くにスーパーアウトレットのようなモールがあるのですが、アメリカの道路は広く、歩道がないため、いくら近いといえども歩いていくことができません。そのため買い物に行くには毎回学校から出ている無料のシャトルバスを使うか、友達に送ってもらうしかなく、とても不便です。しかし、モンゴメリーは公民権運動で歴史的に有名な街、博物館などもたくさんあり、歴史に興味のある人にはとてもいい場所だと思います。

≪寮について≫
 AUMには”WARHAWK HALL”、”THE COMMONS”,”THE COURTYARDS” の3つの寮があります。それぞれ簡単に特徴を挙げると、“WARHAWK”は3つの中で最も新しい寮で去年完成したところです。新しくとてもきれいなのですがその分他の寮と比べてかなり高いです(何人部屋かにもよりますが)”THE COMMONS”は私の住んでいる寮で、4人で一つの部屋となっていますが、その中に個室が1つずつあり、バスルームも2人で1つ(1部屋に2つ)あるので、それほど不自由はありません。値段も他の2つの間くらいです。ただ、キッチンがなく、電子レンジと冷蔵庫と水道しかありません。カセットコンロや、炊飯器などを個人で買う必要があると思います。”COURTYARDS”は個室がなく、3つの中で一番値段が安くなっています。ただ個室がないということは必然的にルームメイトと英語で会話をするという環境ができるので、その点では悪くないと思います。

≪食事≫
 私たちは、あらかじめミールプランに入ることになっていました。しかしミールプランといっても、600ドル分をカードにチャージしておいて好きな時にカフェテリアで使うものであり、1セメスターに600ドルという限度があり、カフェテリアも安いわけではないので、毎食カフェテリアで食べるという訳にはいきません。私は基本的に、昼か夜のどちらかはカフェテリアで食べ、残りは寮に帰って食べるようにしています。しかし私の部屋にはキッチンがないので、今は冷凍食品やパンなどを食べていますが、もうそろそろ炊飯器やコンロを買おうと思います。

≪その他≫
 International Officeの方が"Japanese Table"という日本語や日本の文化を紹介する機会を毎週火曜日に設けてくださいました。この間第3回目を終え、10人以上の学生が来てくれました。AUMでは、このような外国の文化を紹介するようなイベントでは2、3人の学生が集まればいいほうとのことだったので、今回の人数にはInternational Officeの方も驚いておられました。第1回目は簡単なあいさつやひらがなを教えました。初めて日本語を学ぶという学生もいて、私たちも日本語を教えるという機会は初めてだったのでいろいろと大変でしたが、私たちのつたない英語での説明も熱心に聞いてくれてとてもうれしかったです。第2回目はみんなで折り紙のつるを作りました。第3回目はひらがな、カタカナの練習の意味も込め、ネームプレートを日本語で書くということをしました。これから日本食や日本の行事などの日本の文化も紹介していく予定です。少しでも多くの日本語や日本の文化を知ってもらえるようにみんなで試行錯誤しつつがんばっていきたいと思います。そして、嬉しいことに県立大学に留学したいと言ってくれている生徒が既に何人かいます。しかしAUMには日本語学科がなく日本語を学ぶ機会がないので、その人たちのためにもできる限りのサポートをしてきたいと思います。

 この大学に来て思ったことは、やはり、留学は英語だけを学ぶのが目的ではないということです。他の留学生日記でも同じことを言っていたと思いますが、英語はあくまで手段でしかなく、英語を使って何を学べるかが留学の本当の目的なのだとつくづく思いました。実際、日本人以外にも多くの留学生がいますが、どの国の留学生も私からしたら十分ぺらぺらに話せているという印象で、ESLをとっている生徒ですら英語のレベルは日本人よりもはるかに高いと感じました。しかし、今更自分の英語力の低さを反省しても仕方ないので、とにかくここにいる間はいろいろなことに挑戦してみるという姿勢を大事にしようともっています。やらなかったことを後悔するよりも、やってみて失敗して後悔する方が何倍も価値があると思うので、失敗することを恐れずに、考えるよりもまず行動!これを常に意識しながら毎日を過ごしていきたいと思います。

イメージ3 そして、AUMにきて感じたことは、とにかく優しい人が多いということです。買い物や遊びに連れて行ってくれたり、勉強の手助けをしてくれたり、本当にいい人たちに出会えてとても恵まれていると思います。ちょっとした相談でも親身になって聞いてくれたり、たくさんのアドバイスや情報をくれたりと、本当に毎日感謝しきれないほどの優しさに助けられています。まだ出会って一ヶ月しか経っていないとは思えないほどたくさんの人とたくさんの思い出ができていて、本当に毎日充実しています。

 特に、この大学にはInternational Student Associationという団体があり、そこに所属するAmbassadorの人たちは、留学生のために様々な手助けをしてくれます。県大にもこのようなクラブやサークルがあれば、もっと留学生との関わりも深くなり、留学生にとっても、県大生にとっても多くのことを学ぶことができると思うので、帰ったら何かできないかなとみんなで考えています。

滋賀県立大学

〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500 TEL 0749-28-8200 FAX 0749-28-8470 

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