在学生・卒業生のページ

2016年度

滋賀県立八日市高等学校出身/園田 誠 さん(4回生)

大学でどんな勉強をしたいのか、漠然としたまま滋賀県内の大学を探していたところ、滋賀 県立大学の人間関係学科に目が留まりました。心理学・教育学・社会学の3つを学べるとい う点に魅力を感じ、興味がわいて受験しました。 1、2回生のときに心理学・教育学・社会学の基礎を学び、時間をかけて興味を持てるテーマ を探すことができました。3回生でゼミが始まると、そのテーマをさらに掘り下げる勉強が可 能になります。印象に残っているのは教育観察実習です。バスを借りて福井県まで学校見学 に行きました。特色ある学校教育の現場を見る事ができてよかったです。 県大での毎日を通して自ら学ぶことの大事さを改めて実感することができました。 社会人になってもその姿勢を忘れず仕事をしたいと思います。

2014年度

愛知県立天白高校出身/山下 敏樹 さん(4回生)

人間の行動に興味がありこの学科を志望しました。1、2回生次に心理学・社会学・教育学という3つの基礎を学びます。3回生で興味がある分野のゼミを選び、4回生ではその ゼミで理解を深める、これが大まかな流れです。放課後児童クラブや嵐山に猿を観察しに行くなど講義の一環で色んな所へ向かいます。ある問題について議論する講義 もあります。一方、留学する人もいればサークル、バイトに打ち込む人もいて本当に自由で好きなことができる学科です。受験勉強は大変だと思いますが、大学は自由で楽しいです。 今は我慢して、大学で大いにハジけてください。

大阪府立岸和田高校出身/安原 章人 さん(4回生)

小学生の時から学校の先生になりたくて...7月の高校教員採用試験に向けて頑張っています。 1人ひとりの子どもに向き合い、いじめや不登校などは根本的な理由を見つけて解決できればと思います。モンスターペアレントが社会現象になっていますが、子どものことを思う気持ちは 親も教師も同じ、上手くすりあわせていけたら...。班で行う演習では自分にはない視点や他人の意見から発見できることは多く、身につけた考える力・伝える力を教員職に 活かしていきたいです。クラスの人数は30人でゼミも5~6人、細かい指導が受けられます。  2回生が中心となって学科で湖風祭中にお化け屋敷をするのが毎年恒例になっています。準備も打ち上げも楽しかった、大学生活一番の思い出です。

2013年度

私立開明高校出身/平尾 新 さん(4回生)

最初から分野を決めてなかったので、心理学・教育学・社会学3分野を幅広く学ぶことができて良かったです。 単にそれぞれの分野を学ぶのではなく、例えば、社会学の貧困問題×教育学の子どもの進学問題というように1つの分野の考察を別の分野に活か す学び方ができます。また、近江楽座※のプロジェクトの一つである「Taga-town-project」での学びも大きいです。多賀町の魅力を発見・発信 していくことを目的に改装した古アパートを地域の人たちが集える場所として月1回イベントを開催しています。企画・役割分担・実施と仕事の ような難しさがありますが、地域の方の厳しくも温かい応援をもらいながら学生パワーで町を元気にしたいです。 ※ 学生主体で地域活性化に 貢献する活動を行う地域教育プログラム

滋賀県立長浜北高校出身/藤居 希 さん(4回生)

学科は30名と少人数制でみんな仲が良く先生との距離も近くて一緒にバーベキューを楽しむこともあります。 また、授業の空き時間を利用して 自分が向上できることを挑戦している子が多くて刺激を受けます。3回生からゼミに配属になるんですが、私のゼミは4名程度とこちらも少人数、 しっかりと卒業研究に取り組めそうです。他の大学ではありえないですね。テーマは「食育」の予定で家庭と学校と地域の関わりのなかで理想的 な方法を考案できればと思っています。小さな大学ですけれど、いろいろな学科があって友だちがたくさんできました。全学科に友だちがいてそ れぞれの分野の話を聞くのも面白いです。この大学、この学科に入って良かったです。

2012年度

滋賀県立東大津高校出身/岡本 健太郎さん(4回生)

心理学・教育学・社会学と幅広く学ぶことで一つの視点にとらわれることなく視野を広げた後、専門分野を決めることができました。クラスは30名 と少人数で先生との距離も近く、ゼミ(専門分野の研究室)の先生とはプライベートで一緒に食事に行ったり、スノーボードに行ったりもします。 学生の興味関心に即した学会やイベントに誘ってもいただけます。2回生からの演習ではテーマ毎に班でディスカッションする機会が多くなります。 まず他人の意見を聞いて、吸収して、自分の意見を伝えることによってお互いが向上できるスキルが身に付いたと思います。 大学は偏差値だけではなく、興味のあることが学べる学科、時間が効率よく使える立地条件などを考慮して選ぶといいと思います。

京都府立洛西高校出身/奥本 ひろみさん(4回生)

モンキーパークで猿の行動観察をしたり、盲学校で障がい者の方と交流したりといった実習授業で視点が増えたことにより、人やものの見方が変わりました。 グループで課題に関する資料を作成・発表・議論、司会をすることもある演習の授業では、コミュニケーション力、伝達力、統制力が身に付いていると思い ます。先生の研究室にお茶しに行ったりできるアットホームな雰囲気を、他大学に通う友だちが羨ましがります。密な指導により、専門知識はもちろん、 裾野が広くないと知識やスキルは積み上がらないということや、情報収集や考察においては遠回りをしたり、地道な努力を重ねることによって広い視野と 柔軟な考え方が必要になるということなどを教わりました。

2011年度

大阪府立箕面高校出身/北垣 太朗さん(4回生)

心理学と教育学の両方を学べることに魅力を感じて入学しましたが、社会学(必須科目)にも興味が出てきました。3分野を学んだことで物事をいろいろな 視点や立場で考えられるようになったと思います。1回生から大学の外へ出かけるフィールドワークがあり、テーマについて調査、データ解析、考察、発表 することによって実践的に学ぶこともできました。目標を自分で見つけて行動できることを企業内のプロジェクトでも活かしたい!とアピールしたことも あったのでしょうか、就職活動で先日、内定をもらうことができました。卒業研究のテーマには「社会人の研修・教育方法について」を選びました。仕事 や人間関係のストレスに対するメンタル面の対策を考案して、これまで学んだことを社会に還元できればと思います。

滋賀県立長浜高校出身/安陪 沙弥香さん(4回生)

演習やゼミ(専門分野の研究室)ではみんなの意見がぶつかり合います。他人の考え方を聞いて理解することで、自分の持論だけではなく、別の見方はない かと常に考えられるようになりました。一学年30名なので、クラスの仲がいいですし、先輩にとてもよくしてもらいました。一緒に話したり、遊びに行ったり。 私も後輩にそうありたいと思っています。友だちって言ったら失礼ですけれど、そんな感覚で先生にも親しくしていただいてきました。 スクールカウンセラーになるための資格を取得したいので、大学院に進学することを決めました。子どもたちだけではなく、教師も支援できる人になりたいです。夏の進学試験を突破することと、卒業研究を進めることが当面の大きな目標です。卒業研究のテーマは「問題を抱えた生徒に対する教師の認知と支援」を予定しています。

2010年

大阪府立春日丘高校出身/奥村 彩奈さん(4回生)

1回生から実習や演習で大学の外の施設へ行くことが多かったです。ニホンザルの観察実習、福祉施設の見学、学童保育所のお手伝いなど...。現場 を見てから講義で関連する制度について調べるという順序ですのでアクティブで楽しかったですし、より分かりやすかったです。また、クラスが30 名の少人数制なので意見を交わす機会が多く、また受講するというより参加するというように工夫してある授業が多いので退屈しません。幅広く学 んだことで視野が広がり、さまざまな考え方ができるようになったことや、バトミントン部で3年間活動して好成績を修めたことが就活する上でも大 きな自信になっています。

京都府立福知山高校出身/足立 昌弘さん(4回生)

心理学だけだと視野が小さくなり、社会学だけだと大きくなりすぎるので、その両方が学べる大学を探していました。この学科はさらに教育学を加え て3つの専門、それぞれの側面から人間や社会を考えていきます。幅広く学ぶ中で時には真逆の見方ができるので面白いです。卒業論文は発達心理学の ゼミに所属し、"幼児の遊び食べ"というテーマに取り組む予定です。遊び食べが食育における躾の問題なのか、それとも発達過程で現れる行為なのか? そうだとしたらそれにどんな意味があるのか?これまでで培った、いろいろな方向から考えられるようになったスキルを活かして、研究成果をまとめた いと思います。

2009年

岐阜県立大垣北高等学校出身/伊藤 恵さん(4回生)

いかに人間関係を円滑にするか、いかに人の輪を広げていくか。まず自分をさらけ出すこと、そして相手を認めて受け入れること。これまで学 んできてこんなスキルが身についたと思います。クラスは少人数編成の34名、いい人ばっかりで仲がいいです。皆、お互いを思い合って行動して いるからでしょうね。学年関係なく先輩・後輩の仲もいいですよ。毎年、学科一体で湖風祭(学祭)のイベントや模擬店をやっているからなんで すが、去年はお化け屋敷を企画しました。徹夜もありの準備が大変ですが、皆で達成感を味わい、学内のカフェテリアで打ち上げもあって盛り上 がりました。この大学に来てほんと人に恵まれたなあって思います。

滋賀県立八日市高等学校出身/中嶋 崇裕さん(4回生)

心理学・教育学・社会学が学べるカリキュラムを見てこの大学を選びました。1回生からグループで意見を交わす演習があり、2回生はさらに演習の 時間が増えます。3回生からゼミに所属しますから実践的な力を身につけることができます。僕は教育心理学のゼミで「青年のソーシャルスキル・サ ポートの作成過程に関する研究」というテーマの卒業論文に取り組みます。 1回生から「琵琶湖塾※」の運営に関わっています。「生きる」をテーマ にゲスト講師にどんな内容の話をしてもらうかなどを提案する企画を担当しました。授業以外の経験でもたくさんのことが学べるのもこの大学のいい ところだと思います。
※滋賀県立大学主催、ジャーナリスト・田原総一朗氏を塾長にゲスト講師を迎えてディスカッションを行う。

2008年

京都府立亀岡高校出身/世木 宏幸 さん(2回生)

1回生の後期から、学部共通基礎科目の「環琵琶湖論実習」が始まります。グループ毎に滋賀県の文化や人々の生活を探る授業で、僕は「彦根 の若者の労働」をテーマに調査を始めました。まず、関連する資料を集めて読み、フリーターと社会人の方を取材し、論文にまとめました。取 材なんて初めてで、アポイントをとる時から戸惑いました。けれど、週1限で前期と後期に渡って、じっくり研究の基礎的な手順や方法を学ぶこ とができました。少人数制のクラス編成なので、1回生からゼミに近い授業が多く、受け身ではないので大変ですが、確実に知識が身についてい ると思います。ちょっと大学生らしくなったかな? と思っています(笑)。

京都府立洛西高校出/小野 加純 さん(4回生)

心理学に興味があったのですが、社会学の面白さも知りました。ある授業ではカリスマモデルを取り上げ、男女問わず人気のある理由を探りまし た。1限毎に素材が変わるので楽しみながら受講できます。心理学か臨床心理学に偏っている大学が多い中、この大学では認知心理学、教育心理学 などというように幅広く学ぶことができます。この学科では3回生からグループのゼミナールが始まり、4回生から個人で研究に取り組みます。去年 は臨床心理学の研究室で「女性は結婚に何を求めるのか」というテーマを自分たちで決めて、インタビューも行い、半年ほどかけて論文をまとめました。

2007年

私立清風南海高校出身/酒井 良輔 さん(2回生)

心理学、社会学、教育学がこの大学で言う人間関係分野の三本柱となっていて、幅広く学べると思います。個性豊かな先生が多く、質問には 丁寧に、学業以外の相談にも親身になってのってくださいます。いろいろな現場を見ることを勧められ、福祉施設や小学校の特殊学級などに 足を運んでいます。所属しているサークルの「harmony」では発達障碍の子供たちをカルチャールームに招いて、茶道や陶芸を楽しみます。子 供たちの余暇活動の有効的利用と自立の促進につながる活動を考え、実行することも勉強の一環になっています。

愛知県立半田高校出身/榊原 礼子 さん(4回生)

歴史のある滋賀県には独特の文化が数多くあります。例えば彦根城に代表される城郭、城跡、忍者村や街道もそうです。地域に根ざした文化、 社会との関わりを勉強したくなり、ゼミは児童文化学の「おもちゃと社会の関わり」という研究テーマに決めました。 海外インターシップの 交換を事業としている学生NPO「アイセック」の活動に参加しています。日本で働くために来日した海外研修生の滞在中のお世話や企業との渉 外などといった支援を行っています。国内外のいろいろな人と関わることで世界が広がり、人の役に立つことで自分に自信が持てるようになり ました。