アメリカ留学レポート

国際コミュニケーション学科  澤田 知佳さん

アメリカ 北ミシガン大学  留学レポート2

 マーケット市では10月末に雪が少し降り、11月では数回雪が積もりました。いよいよ冬の到来です。最低気温もマイナスが当たり前となり、これからの天気が楽しみでもあり心配でもあります。
 ハロウィンを迎えるにあたって、私はホストマザーの息子夫婦のところでかぼちゃ彫りを体験しました。見たこともない大きなサイズのかぼちゃの中身を綺麗に抜き取るのはなかなか難しく、手伝ってもらいながら頑張りました。かぼちゃの顔をくり抜くのも少し難しく感じたので、無難なものにしましたが、彼らはさまざまなものに挑戦していて、オリジナルの作品ができました。ハロウィン当日は学校内に魔女やアニメのキャラクターに扮した学生が多く、キャンディーやチョコなどのお菓子が無料で配られている光景を見ました。これまでに経験したことのないハロウィンだったので、面白かったです。
 11月はThanksgiving Dayというアメリカの祝日があります。その日の一週間前ほどから休暇があり、私はホームステイ先に移動しました。買い物に行ったり、孫たちと遊んだり、当日に食べるデザートを一緒に作ったり、と毎日充実していました。また、ホストマザーは10月下旬から姉妹都市の使節団として東近江市を訪問していたこともあり、そこで食べた鍋料理を一緒に作ったり、折り紙で一緒に鶴を折ったりして日本文化にも触れました。久しぶりに食べた鍋は美味しかったです。何より、彼女が嬉しそうな表情を浮かべていたことが印象に残っています。また、休暇中に彼女の子どものうちの1人が家族と共に帰省したので、彼らともコミュニケーションをとったりしました。アメリカで一般的なサイコロを使ったゲームを教えてもらいました。理解するのは少し難しかったですが、彼らと一緒に楽しめたので良い思い出です。Thanksgiving Day当日は、彼女の息子夫婦2組や親戚が集まって15人ほどで過ごしました。たくさんの料理とたくさんの人に囲まれた1日は日本で言うお正月のような感じでした。アメリカの文化をまた一つ学ぶことができました。また、彼女が日本で買ってきた子ども向けのお菓子を私が作って、孫たちにあげたりもしました。みんな美味しいと言ってくれて嬉しかったです。
 留学をしてからもうすぐ4ヶ月が経とうとしています。語学力はまだまだこれからだと感じています。後悔や反省を繰り返してばかりでもあります。ですが日本ではあまりしてこなかった「自分自身と向き合う」「身の回りの問題、自分の課題について考える」力は3ヶ月ほどで確実についてきたな、と実感しています。これからもオリジナルの留学生活を充実させていきたいです。

ジャックオランタン作り
ジャックオランタン
雪景色