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フランス留学レポート

‚国際コミュニケーション学科 松下 奏未さん

フランス リール政治学院

 リールにきて1か月がたちました。授業想像以上にハイペースで進み、宿題は講義によっては毎回1週間で終わるか終わらないかの量が出ます。そのため9月の土日はひたすら宿題を終わらすことに励んでいました。周りの環境は素晴らしいの一言です。交換留学生はさすがグランゼコールというべきか向上心の高い人が多く、フランス語のレベルも総じて高いように感じます。勉強熱心ですが、オンとオフがはっきりしているため木曜日や金曜日は友人たちとパーティーで盛り上がるなどとプライベートも充実している様子がうかがえます。私自身も木曜日や金曜日は留学生や日本人学生と授業後に外に出かける日が多く楽しいひと時を過ごしています。1年間ではなく1セメスターのみの留学生が多いため12月までの彼女たちと入れる残りの時間を大切に過ごしていきたいと思うばかりです。

 さて、9月は履修登録など授業関係で悩むことが多かったので私がとった科目やシステムについて書きたいと思います。
 私はCEP(the Certificate of Political Studies)とよばれる留学生用のコースを選択しました。このCEPの証明書を取得するためには必修の講義を各セメスター1つ、選択必修の講義を通年で2つ、またそれ以外の講義を合計5つ取ることが最低条件です。そのため半期留学生はこのコースを希望することができません。正直に言うと私はCEP希望者の中で底辺の位置にいます。というのも、CEP希望者のほとんどがフランス語運用能力の高い留学生であるためです。それもそのはず、CEPの必修、選択必修の授業はすべてフランス語で行われます。9月の第1週目で行われたウェルカムミーティングではフランス語があまり話せない人はやめといたほうがいいと担当の方が話していた意味は授業が始まってからよくわかりました。CEPの必修、選択必修の講義は単位取得のために講義内で1回以上発表を行わなければいけません。現段階ではできる自信がなかったために11月ごろを私は希望しており、少しずつネタ集めをしている最中です。政治学証明書がもらえるとだけあり、専門的な単語が多く授業についていけていないため、日々宿題と復習に追われています。予習もしたいのですがなかなかできていないのが現状です。

 CEPの必修、選択必修以外のクラスについては、私はフランス語のクラスを1つ、フランス人の2回生の授業を2つ選択しています。フランス語のクラスについては、先生と交渉し、通常は自分のレベルのクラスにだけ出席するところ、2つの別のレベルの授業に出席しています。上のほうのクラスに変更しようかとなったのですが、下のクラスではフランス語既学習者に対して文法の説明を行うなどの授業であったため文法の苦手な私は下のクラスを履修し、上のほうのクラスは聴講する形で出席しています。1つしかレベルは変わらないのにもかかわらず、受講者の積極性は明らかに違い授業スピードも速いため勉強になります。現地の2回生向けの授業については現段階では出席するだけで精一杯です。現地の2回生向けの授業であるマネジメント入門の1週目の授業では、内容はさっぱりわからず、アダムスミスやドラッカーの名前が聞き取れただけでした。先生はホワイトボードや、パワーポイントを使うことなく授業を進めていくため、フランス語運用能力の乏しい私にとっては場違いも甚だしく15分ほど呆然としていました。しかしながら、運の良いことに隣の席に座っていた女神のようなフランス人に授業ノートの写真を撮っていいか尋ねたところ「なんならメールで送るよ、メールアドレス教えて?」と言っていただき、毎週必死でその子のノートと格闘しています。授業の単語については、プチロワイヤルはもちろんのこと、ロワイヤルの仏和辞典にも載っていないことがあり、授業の難易度の高さを痛感しています。現地の2回生用の授業は2つ履修したのですが一方は10月半ばからの開始であるためそれまでにフランス語を伸ばさなければと焦っています。
 先日CEPを選択した留学生とお互いに励ましあいました。彼女は私と同じレベルのフランス語のクラスですが積極性ややる気に満ち溢れていて、いつも教室で見かけるたびに元気をもらっています。CEP選択者は留学生全体数から考えると決して多いとは言えません。むしろ少数派です。しかも選択者の大多数がフランス語の堪能な留学生です。正直、CEPは選択したものの、現段階では証明書を取得できる状態でないことは確かです。CEPのコースを選ぶということは通常よりも授業数が、課題数が多くなるということを意味しますが同時にフランス語に触れる機会が増え、何よりも上達の速度が上がると私は信じています。経営や経済の知識は全くないため、フランス語で課題をやる前に日本語で調べては理解するの繰り返しの毎日ですが、せっかくフランスに来たのだからと、バカンスまでもう少しだと、あわよくばC1もとりたいと愛梨や友人たちと鼓舞しながら戦っています。私は今、たくさんのフランス人の友人や留学生、日本人留学生に助けてもらってリールで生活しています。

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