環境科学部環境政策・計画学科瀧健太郎教授監修「流域治水って何だろう?人と自然の力で気候変動に対応しよう」が刊行されます(11月2日)

2023年10月27日

環境政策・計画学科瀧健太郎教授監修「流域治水って何だろう?人と自然の力で気候変動に対応しよう(楽しい調べ学習)」がPHP研究所より2023年11月2日に刊行されます。

自然の力を生かした、持続可能な水害対策を知ろう!

「流域治水」とは、雨水が川に流入する地域(集水域)から、川の氾濫で浸水が想定される地域(氾濫域)までの、流域にかかわるすべての人が協力して行う水害対策です。気候変動をふまえた水害対策として、全国的に取り組みが始まっています。本書では、この流域治水の考え方と具体例をわかりやすく解説します。

第1章 水の恵みと流域治水

日本人の暮らしと水とのかかわり
川と環境
治水の歴史
気候変動と増える水害
これからの治水
流域治水の3つの柱
コラム:洪水とともに生きるバングラデシュの人々

第2章 流域治水の3つの柱と具体的な対策

河川整備とダムの活用
遊水地の整備
雨水の浸透・貯留を考えよう
防災を意識したまちづくりをしよう
いろいろな堤防を活用しよう
住宅地や都市部の対策を知ろう
情報を集めて活用しよう
被災後の取り組みを知ろう
コラム:川に親しむまちづくり

第3章 流域治水と持続可能な社会

グリーンインフラについて知ろう
Eco-DRRって何?
海外で進むグリーンインフラの整備
流域治水プロジェクト
流域治水プロジェクトの事例① 利根川水系
流域治水プロジェクトの事例② 淀川水系
オリジナル防災マップをつくろう!
もっと知りたい! 流域治水とグリーンインフラ