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大学院工学研究科材料科学専攻 博士前期課程の森田秀さんが、日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウム 特定セッションにおいて、「若手奨励賞」を受賞しました。

2021年09月14日
 

2021年9月1~3日に開催された日本セラミックス協会第34回秋季シンポジウム(オンライン開催)の特定セッション01: 『水溶液プロセスによるセラミックス合成の新たな可能性―基礎科学の深化が生み出すイノベーション―』 において、本学大学院工学研究科材料科学専攻2回生金属材料分野の森田秀さんが口頭発表を行い、「若手奨励賞」を受賞しました。本表彰は、研究発表を行った若手講演者の中で優秀な発表者に対して贈られるものです。

 

<講演の概要>

■ 発表者:森田 秀

■ 共同研究者:鈴木 一正、宮村 弘、Balachandran Jeyadevan、岡田 健司 (大阪府立大学)、Delphine Schaming (Université de Paris)

■ 題目:「プロトン化チタン酸を出発物質とした垂直配向ナノ構造アナタース型TiO2膜の導電性基板上への作製」

■ 概要:

導電性基板上に成膜したアモルファス酸化チタン(TiO2)を原料に、溶液プロセスにより塩基性条件で水熱処理し、基板に垂直配向したナノ構造プロトン化チタン酸膜を得ました。プロトン化チタン酸は層間に水やプロトンを含む層状化合物で、通常は脱水等の体積変化によりナノ形状が容易に崩壊してしまいます。ナノ形状を保持したまま準安定相のTiO2(B)型やアナタース型TiO2へ変換させるために、作製したチタン酸を保護しながらさらに水熱処理し、層間の水やプロトンを取り除きました。この2段階水熱処理を経て焼結することで、元のチタン酸ナノ形状を保持したまま、通常の溶液プロセスでは得られないTiO2(B)型とアナタース型の混相TiO2を得ました。異方性を有するナノ形状の混相TiO2膜は、ナノ形状や結晶構造の設計が可能で、効率的な光電極としての利用が期待されます。

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