『留学生×地域 地域資源発掘プログラム』を近江八幡市で実施しました

2018/12/14
 

 2018年12月8日(土)~9日(日)の2日間、滋賀県立大学に学ぶ交換留学生4人が近江八幡市内にホームステイしながら地域の人々とともに時間を過ごし、この地の人・歴史・文化など地域のよさを「外から目線」で体験しました。

 当日は、地域の着付師と美容師にお世話になって和装して八幡堀を地元高校生と散策、地域の子供向けの英会話教室で生徒たちと英語でゲーム、地域の伝統工芸のかわらミュージアムで陶芸体験など盛だくさんの2日間でした。

 参加者は、県立大の留学生4人に加え、地域から20人ほどの住民、まちづくり会社、近隣の近江兄弟社高校から5人の高校生サポーター、滋賀県立大学から5人の学生サポーターおよび国際交流担当教員でした。

 今回のプログラムは1年前から計画され、地域住民や地元高校生、県立大生、まちづくりの専門家、県立大の教員など多様な参加者によって度重なる打ち合わせを経て実現しました。特に、地域住民の方は準備段階から非常に熱心に活動され、その活動の輪を地域に広げていくことに成功しました。留学生たちはこの地域が誇る伝統文化や人の温もりに触れ、また、地域の方々は留学生たちの明るく素直な心を感じ、プログラム終了の頃には双方の胸に熱い思いがこみ上げて来たようでした。

 多様なアクターによるパートナーシップは、SDGsを地域で実現するために欠かせないものであり、今回のプログラムではその手ごたえを感じることができました。

 県立大では、来年7月にこの地域に留学生を2週間滞在させるプログラムを予定しており、今回のパイロット・スタディの結果を受けてさらにブラッシュアップしていく予定です。

八幡堀散策
英会話教室
 
陶芸体験

 

 本件の問合せ先:滋賀県立大学 全学共通教育推進機構

         特任准教授 島田和久(国際交流担当)

         shimada.k@office.usp.ac.jp

 (※このプログラムは平成30年度滋賀県立大学SDGs研究費の一部で実施されました。)