近江環人地域再生学座 社会人コースが「職業実践力育成プログラム」(BP)に認定されました

2018/01/15

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 滋賀県立大学では、開学以来「キャンパスは琵琶湖。テキストは人間。」をモットーに、滋賀の豊かな自然の中で「環境と人間」をキーワードとして教育研究を推進しています。その中で、「近江環人地域再生学座」は、地域資源を活用した地域課題解決や地域イノベーションを興し、新しい地域社会を切り拓くイノベーターやコーディネーターを養成することを目的とする教育プログラムです。

 平成18年度に文部科学省「地域再生人材創出拠点の形成プログラム」に採択され始まったもので、5年間の取組みを経て、平成23年度からは本学独自の大学院全研究科共通の副攻教育プログラム「大学院副専攻」を整備し、「社会人コース」(科目等履修生)と併せて継承発展し、平成29年度には、より社会のニーズを踏まえたものへと、プログラムのリニューアルを図ってきました。

 このたび本学では社会人の職業に必要な能力向上を目的とする学び直しの機会に一層、貢献していくため、本プログラム「社会人コース」を「職業実践力育成プログラム」(BP)(BP:Brush up Program for professional)として国に認定申請をし、平成30年4月以降開講の課程についてプログラム認定されました(平成29年度文部科学省認定)。

 

●近江環人地域再生学座 社会人コース(目的・概要)

 近江環人地域再生学座 社会人コースは、地方創生(地域活性化)の担い手となる地域まちづくり活動の実践者の養成を目指したプログラムです。本プログラムでは、地域診断や地域デザイン、地域マネジメントを学修し、現場講義や実習等を実施することにより、地域診断からまちづくりの実践までの能力を得ることを目指します。地域まちづくりを実践する自治体やNPO、各種団体のリーダー・コーディネーター、コミュニティデザイナーやコンサルタントとして活躍するために必要な能力を修得します。

 

●職業実践力育成プログラム(BP)の認定について

 本認定制度は、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。平成27年7月に制度を創設し、毎年新たなプログラムを認定し、平成29年度は42件が認定(申請数45件)され、累計で222件となっています。

 平成29年度「職業実践力育成プログラム」(BP)の認定について、文部科学省の公表資料はこちらからご覧いただけます。