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環境科学研究科博士前期課程1回生の酒井陽子さん、環境建築デザイン学科4回生の小辻萌菜里さんが、2020年度日本造園学会関西支部大会研究・事例発表において関西支部賞を受賞しました

2020年11月12日
 

環境科学研究科博士前期課程1回生の酒井陽子さん、環境建築デザイン学科4回生の小辻萌菜里さんが、2020年度日本造園学会関西支部大会研究・事例発表(2020年10月25日、大阪大会)で関西支部賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

本賞は、日本造園学会関西支部大会の研究・事例発表(口頭発表・ポスター発表)において優れた発表が選定され、今後一層の発展が期待される若手発表者の中で、優秀な発表者に授与されるものです。

 

■酒井陽子(口頭発表)「滋賀県近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区における町並み保存・形成に関する基礎的研究 ~重要伝統的建造物群保存地区選定後の保存修景と事業過程を中心として~」

【キーワード】伝統的町家、町並み構成要素、歴史的景観、商家町、町並み変容

【要旨】近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区を対象として保存修景と事業展開に着目し、どのようなプロセスを経て町並みを保存・形成していったのかを明らかにする研究です。まず、八幡地区の町並みの変遷と重伝建選定に至る過程を捉えた上で、選定されてから現在まで約30年間を3期に設定し、保存修景事業等の経年変化を把握しました。そして、伝建地区内は3つの筋から構成されておりそれら各エリアの町並み変容に違いがみられることから、エリア別の分析を行なうとともに、建築物・敷地レベルで保存修理・修景の内容や非伝統的建築物・空地など、町並みの構成要素の状況を把握しました。これらをもとに、町並み保存・形成過程と課題等について考察をはかりました。人口減少・高齢化が進む地方都市の中心市街地では、空き家・空き地等によるスポンジ化が深刻になりつつあります。本研究を契機として、コンパクトで持続可能な都市更新や、歴史的風致の継承・活用、ウォーカブルなまちづくり等への展開が期待されます。

 

■小辻萌菜里(口頭発表)「個と共、内と外からみた高齢者施設の空間構成と設計手法 ~ウィズコロナ・ポストコロナに向けて~」

【キーワード】密閉密集密接、開放散在分離、高齢者向け住まい、介護施設、ユニットケア

【要旨】超高齢社会にある我国では、新型コロナウイルスの感染拡大も相まって、高齢者施設はますます多様化すると考えられます。この研究では、雑誌「新建築」に掲載された特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など入居型高齢者施設44事例を用い、「居室と共用空間の関係性」「ユニット同士の関係性」「屋内外の関係性」の3つの視点から空間構成を類型化するとともに、各施設の設計テーマとその手法を抽出し、それらの相互関係をマトリクス図にまとめ分析することで高齢者施設の空間特性を明らかにしました。さらに、高齢者施設で3密(密閉・密集・密接)を回避するためにはどのような空間構成が有効であるか事例を用いて検討し、「コロナ」に対応し得る高齢者施設の空間構成の条件(開放・散在・分離)について考察を試みました。本研究を契機として、ウィズコロナ・ポストコロナにおける新しい生活様式の提案や、ニューノーマル時代の空間デザインへの発展が期待されます。

 

八丁堀の風景

写真:八幡堀の風景

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