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大学院工学研究科材料科学専攻の柴崎和樹さんと宮原和美さんが、平成29年度プラスチック成形加工学会秋期大会・成形加工シンポジア’17において「優秀ポスター賞」を2件、受賞しました

2017/11/10

 10月31日〜11月1日に大阪国際会議場・グランキューブ大阪(大阪市)において開催された平成29年度プラスチック成形加工学会 成形加工シンポジアにおいて、本学大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程の柴崎和樹さんと宮原和美さんのそれぞれの発表が、「優秀ポスター賞」を受賞しました。

 本賞は、若手・学生が行ったポスター発表の中で優秀な発表に贈られるもので、今回は92件のポスター発表のうち、審査対象54件の発表の中から4件が選出され、その中の2件に本学学生の発表が選ばれました。大会初日の夜、中之島公会堂にて開催された懇親会において表彰式が行われました。

発表内容について

①発表題目:高分子マイクロゲル分散系の粘弾性と粒子拡散挙動

発表者:滋賀県大・柴崎和樹、竹下宏樹、徳満勝久、滋賀県東北部工技センター・平尾浩一

 温度によってサイズが変化する高分子マイクロゲルを水中に高濃度分散させた分散液は、液体状態から固体状態まで加えられた温度条件によりその状態を様々に変化させます。本研究は、この分散液が液体状態から固体状態になる過程におけるマイクロゲル粒子の拡散挙動と分散液の粘度変化に着目し、分散液が示す粘性のメカニズムを明らかにしました。この成果は、化粧品や塗料で求められる粘性制御のための基礎的な知見になるものです。

 

②発表題目:フルオレン誘導体の添加によるポリアミド樹脂の物性改質

発表者:滋賀県大・宮原和美、徳満勝久、竹下宏樹、大阪ガスケミカル・高野一史、廣田真之

 現在、ポリアミド樹脂は耐熱性、高剛性、耐摩耗性、耐薬品性に優れ、自動車部品から衣類まで幅広い分野で用いられています。しかし、ポリアミド樹脂は溶融時の粘度が高く、成形不良を起こしやすい材料でもあります。その課題を克服するため、本研究では溶融粘度のみを下げ材料の力学物性には影響しないフルオレン系添加剤に着目し、溶融粘度低下現象のメカニズム解明と結晶化過程におよぼす影響について明らかにしました。この成果は、ポリアミド樹脂だけでなく他の高融点・高粘度型樹脂材料へも応用できる技術と期待されます。

 

ポスター賞受賞の4名と川崎実行委員長

ポスター賞受賞の4名と川崎実行委員長

柴崎さんの受賞盾授与   宮原さんの受賞盾授与

 柴崎さんの受賞盾授与            宮原さんの受賞盾授与

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