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長浜城遺跡の水中考古学調査成果について

2015/11/04
 

日本の水中遺跡で初めての建物遺構

文政近江地震で湖底に沈んだ遺跡

 

 滋賀県立大学では1997年より、林博通先生(現名誉教授)が、琵琶湖各地に残る水没伝承遺跡の調査を行ってきました。林先生が退任された後、2011年度からは中川永さんを代表とする有志の学生グループ、『琵琶湖水中考古学研究会』が調査を継続しています。特に2013年度からは、中川永さんが(独)日本学術振興会の特別研究員DCとして採用され、長浜市沖合に集中する水没伝承遺跡群の実態解明に取り組んでいます。

 長浜城跡での調査は、2012年度以降、通称「太閤井戸」の所在する湾(以下、太閤井戸地区とする)を中心として断続的に行ってきました。こうした中、2014年8月の調査において、長浜城沖に建物跡及びそれに伴う集石遺構を確認しました。

 その後、作成された遺構実測図や自然科学分析の成果から、当遺構が長浜城遺跡の実態解明のみならず、日本の水中考古学会においても貴重な資料であり、また従来知られてこなかった地震被害を示す遺構であることが明らかとなりましたので、発表いたします。

 また、一般向けの速報展示も下記の通り行いますので、併せてお知らせします。

 

                      記

 

 (1)遺跡名:長浜城遺跡

 (2)所在地:長浜市北船町地崎(豊公園・太閤井戸沖)

 (3)主調査機関:2014年8月~2015年7月

 (4)調査面積:約7000㎡

 (5)調査主体:滋賀県立大学 琵琶湖水中考古学研究会

 (6)調査担当:

  ①中川永(滋賀県立大学博士後期課程3回/日本学術振興会特別研究員DC)

  ②連絡先:滋賀県立大学人間文化学部(滋賀県彦根市八坂町2500)

     Mail:shc-hikae@office.usp.ac.jp

 (7)速報展示

  滋賀県立大学の学園祭『湖風祭』にて、遺構の水中映像や実測図を展示し、報告会を行います。

  ①場所:滋賀県立大学

  ②会場:地域文化学科有志の学生が運営する企画、『地域文化コレクション』ブース内。

  ③日時:2015年11月14日(土)~15日(日)

 

実測作業中の調査員実測作業中の調査員
建物遺構発見時の状況建物遺構発見時の状況
 
柱の残存状況柱の残存状況
調査水域遠景調査水域遠景
 

 

滋賀県立大学

〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500 TEL 0749-28-8200 FAX 0749-28-8470 

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