環境科学部環境生態学科 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

環境生態学科は、自然科学に関する専門知識と技術を基盤として、人と自然が複雑に関わりあうなかで生じる環境問題を発見し、その科学的な解決法を主体的かつ積極的に提案できる人材の育成を目指しています。この教育目標を達成するために、次のような学生を求めます。

1.求める学生像

(1) 自然環境に対する知的好奇心や探究心と、環境問題に対する強い関心を持ち、自ら積極的に学ぶ意欲を有する人(関心・意欲)

(2)自然科学に関する専門知識と技術を身につけるために必要な基礎学力を有する人(知識・理解)

(3) 課題解決に取り組むために必要な高い洞察力と論理的かつ柔軟な思考を有する人(思考力・判断力)

(4)美しくも厳しい自然のなかで行われる環境調査を途中で投げ出さず最後までやりきるための努力を惜しまない人、すなわち、たくましくしなやかな人間性を有する人(持続力・集中力)

2.入学者選抜の基本方針

環境生態学科の入学試験では、高等学校までの教育課程を尊重し、基礎学力(知識・理解)を重視します。さらに、高校教育や日常生活によって培われた論理的思考力・判断力、自然環境への関心、学ぶ意欲、主体性など、本学科への適応性についても評価します。このため、一般選抜(前期日程・後期日程)と特別選抜を実施し、それぞれ、大学入学共通テスト、個別学力試験、個別面接(口頭試問を含む)の中から2つを組み合わせて課します。

3.選抜方法

【一般選抜(前期日程)】

一般選抜(前期日程)では、環境科学を学ぶ上で必要となる基礎学力に加え、自然科学に関する知識と論理的思考力を重視します。このため、大学入学共通テスト(国語・地歴公民・数学・理科・英語)と個別学力試験(数学・理科)を課します。また、自然環境への関心、学ぶ意欲、主体性など、本学科への適応性を評価するため、志望理由書等を参考資料とします。

【一般選抜(後期日程)】

一般選抜(後期日程)では、環境科学を学ぶ上で必要となる基礎学力に加え、自然科学に関する知識と論理的思考力を重視します。このため、大学入学共通テスト(国語・地歴公民・数学・理科・英語)と個別学力試験(理科)を課します。また、自然環境への関心、学ぶ意欲、主体性など、本学科への適応性を評価するため、志望理由書等を参考資料とします。

【特別選抜(学校推薦型選抜)】

特別選抜(学校推薦型選抜A、C)では、環境科学を学ぶ上で必要となる基礎学力に加え、自然環境への関心、学ぶ意欲、主体性など、本学科への適応性を評価します。このため、大学入学共通テスト(国語(※現代文のみ)・地歴公民・数学・理科・英語)と個別面接(口頭試問を含む)を課します。