研究者情報 (詳細表示)
准教授
よしだ さとし
吉田 智
| □所属 |
工学部 |
| □最終学歴 |
京都大学大学院工学研究科修了(1995年3月) |
| □学位 |
博士(人間・環境学)(京都大学:2003年3月) |
| □職歴 |
滋賀県立大学工学部助手(1995年〜)
|
| □専門分野 |
ガラス科学、無機材料科学 |
| □研究課題 |
ガラスは緩和過程にある。すなわち、常に準安定な状態にあるといってよい。曖昧な状態にあるガラスの機械的な性質を科学的に体系化することが究極の目的である。一方、光情報化社会への要求から、光機能性ガラスが大きな注目を集めている。新規な機能を有するガラスを実用化へと導くためには、それらの機械的・熱的性質といった基本的物性を明らかにすることが必要である。具体的な研究方針を以下に示した。
種々のガラスの変形・疲労特性に及ぼす環境の効果、ガラスの構成原子の効果
新規な光機能性ガラスの作製とそれらの機械的・熱的耐久性 |
| □教授科目 |
定量・機器分析および同実験、材料科学実験 |
| □学会での活動状況 |
日本セラミックス協会、日本化学会
|
| □URL |
|
|
主な研究実績
|
・ガラスの耐損傷性ならびに疲労特性の評価
ビッカース圧子やヌープ圧子を用いた硬さ試験において、押し込みによる高密度化と塑性変形の比率が、ガラス組成に依存することを初めて示した。
ガラスの平滑な表面におけるクラックの生じ易さについて、スクラッチ試験によるクラック生成荷重に着目して評価を行った。その結果、クラック生成荷重が破壊靭性値とは異なる組成依存性を示し、これがガラスの脆さの指標となることを初めて示した。さらに、スクラッチに伴うクラック生成荷重のガラス組成依存性を、雰囲気依存性、ガラス組成依存性に分けて解析した。
ガラスの応力腐食現象を簡便且つ定量的に評価する手法として、小孔を有する角柱試験片に圧縮応力を負荷して破壊する方法を提案した。さらに、応力波フラクトグラフィーの手法を組み合わせて破断後の破面観察から亀裂速度を評価する方法や、小試験片への応用について報告した。これらにより、各種ガラスの臨界応力以下の疲労現象をそのガラス構造の違いに基づき考察した。
・ガラス薄膜の光学的特性の評価
ガラス薄膜を気相状態から合成する方法の一つであるスパッタリング法を用いて、新規な光機能性薄膜を作製し、その光学的性質を評価してきた。この手法により、ナノサイズの半導体微結晶をガラス薄膜中に析出させ、それらが量子サイズ効果を示すことを報告した。
|
|
地域貢献活動
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
|
| Copyright (C) 2006 University of Shiga Prefecture, All rights reserved. |