| □所属 |
環境科学部 |
| □最終学歴 |
東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了(天野太郎研究室) |
| □学位 |
芸術学修士(東京芸術大学:1978年3月) |
| □職歴 |
丹下健三・都市・建築設計研究所(1978〜86)・アーキテクトファイブ設立・共同主宰(1986〜1999)
名古屋工業大学大学院工学研究科非常勤講師(1988)
滋賀県立大学環境科学部環境計画学科環境・建築デザイン専攻助教授就任(1999〜2003教授就任)
アーキテクトシップLLC設立(兼業許可済み/2006〜) |
| □専門分野 |
環境建築計画、環境建築デザイン |
| □研究課題 |
この半世紀で私たちを取り巻く環境は激変している。過去の良き環境共生時代は崩壊し、日本全国コンクリート行政で我々の周辺はグレー色の単調な日本に変貌しつつある。気候の大変動やヒートアイランドによる警告にも、未だに個人にとって緊迫感がない。究極の問題は一人一人にある。しかし何ができるのか冷静に洞察し行動を決めなければならない。土木や建築や都市だけでなく田園や山間の風景の奥、見えないところまでその危機は侵入している。建築や都市に関わる者として、建築を含めた総体としての環境を考えなければならない時代であると私は捉え、その環境の修復に向けた教育と研究に関わりたい。そのような認識に立って、研究のテーマにしているのは、建築や構築物と自然環境の 「境界」あるいは「中間領域」である。個から全体へゆるやかに連続していくことで共生があり、建築も資源として環境のなかで循環するべきである。人、もの、事の関係性はその「中間領域」を経て、緩やかにつながっている状態が良い環境であった。言葉を代えれば目指すものは 「日本的なものの再生」である。また「場」 の持つ力が環境を支配する例もある。方位学や易学がかつて環境を守るルールだったように 「場」のもつ性格、力を分析することで環境に対する、人間のすべきことが考えられる。「境界」や「場」を体験や実践を通して研究し、地域環境や生活環境への貢献をしたいと考えている。
また環境のデザインに関わる職能と倫理感について研究をしている。私たちは自分達が、利便性を求めてきた結果が環境問題を引き起こしたことを反省し、環境に対しての思想が必要である。また住宅一戸の計画でも「宇宙船地球号 の一員であることへの意識を持ち、それが集合住宅や街づくりということになれば、それに関わる多くの人たちとどう関係を結びながら、環境を造っていくか、道筋をつくることも大切な要素になる。そういった能力も職能として求められているのではないかと考えると、幅広い活動ができる環境職能人をめざすことも教育の一環として、それ自身研究されるべきだと考える。 |
| □教授科目 |
環境・建築デザイン概論、環境職能論、イメージ表現法、環境共生デザイン概論、一般構造、CAD演習、設計演習3、FW2・3、〈院〉環境造形特論、(院)特別演習、(近江環人)エコテクノロジー特論、コミュニティプロジェクト実習v |
| □学会での活動状況 |
日本建築学会、日本建築家協会、日本建築士会、宇治都市景観審議会会長 |
| □URL |
http://www.m-lab.gr.jp/ |
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主な研究実績
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1999年 茨木市都市景観賞(南茨木天王州集合宅)・埼玉県景観賞・奨励賞(小宮山印刷工場)・日本建築美術工芸協会賞(モエレ沼公園)・日本建築学会作品撰集(FIVE)・第25回東京建築賞・千葉建築文化賞
2000年 日本建築学会作品撰奨(ソニーミュージック)・日本建築士会連合賞優秀賞・日本建築美術工芸協会賞特別賞(鳥取県立フラワーパーク)・日本建築業会賞(BCS賞)・通産省グッドデザイン賞
2001年通産省グッドデザイン賞(渋谷歩道橋)、日本建築学会作品選集(鳥取県立フラワーパーク)
新潟駅駅舎・駅前広場計画国際コンペ最優秀賞・通産省グッドデザイン賞グランプリ(モエレ沼公園)
2003年 札幌市都市景観賞(モエレ沼公園ガラスのピラミッド)・日本建築学会作品選集 (金田中)
インテリアプランニング賞(金田中)・日本建築学会作品選集(桜美林大学ステーションサテライト)
2004年 グッドデザイン賞 (北大路まちなか住宅コラボレーション)・北海道赤レンガ大賞(モエレガラスのピラミッド)・北海道建築学会支部作品賞(モエレガラスのピラミッド)
2005年 日本建築学会作品選集(モエレガラスのピラミッド)・日本建築学会作品選集(アイロニーハウス)
2006年 2005年度日本建築学会作品選奨(モエレガラスのピラミッド)
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地域貢献活動
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| チームハッケイ:社会資本としての集合住宅をテーマにした研究組織。自治体の依頼を受けることもあるが、現在は大学を中心とした彦根周辺のいくつかの集落を調査することによって、集落に秘められた、人々の生活の工夫や見えない生活の作法を解き明かし現代に生かしていくことを目的としている。(現在30集落調査終了)建築再生:町屋や団地の再生をテーマとし、実際に実践を通して、環境負荷やLCCを視点においた研究を自治体からの依頼を受けて行っている。(愛知川町郡役所再生利用計画、大津駅再生計画、個人の町屋再生計画など) |