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| 県大ニュース | |
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| 工学部電子システム工学科坂本眞一准教授が平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました |
文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めています。 このうち、若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者が対象とされています。
坂本准教授は、「熱音響冷却システムの実用化に向けた研究」において、既存の概念にとらわれない柔軟な姿勢で、従来の音響学では無視されてきた音と熱の関わりによって引き起こされる熱音響現象に着目し、熱音響冷却システムの実用化を目標に、システムのエネルギー変換効率向上に主眼をおいて研究をすすめてきました。熱音響冷却システムには可動部がないこと、冷媒を必要としないことや外燃機関であること等、これまでの冷却システムには無い多くの利点があります。一方、実用化に向けては、システム設計指針の確立やエネルギー変換効率の向上が課題で、坂本准教授は、音波の共鳴状態に着目し、粒子速度を制御することによって、システムの熱と音エネルギーの変換効率を100倍上昇させ、氷点下20度の冷却に成功しました。 本研究成果は、熱音響冷却システムの利点を活かした「地球への環境負荷が極めて小さい冷却システム」の実現を促進するものと期待されます。
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