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| 県大ニュース | |
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| 環境科学研究科修了生の秋友康夫さんが平成19年度農業農村工学会京都支部研究奨励賞を受賞しました |
このたび、環境科学研究科環境動態学専攻修了生の秋友康夫さん(指導教員:岩間准教授、矢部教授)の研究発表「多孔質ホースを用いた自動地中灌漑の実用化に関する研究」に対して、平成19年度京都支部賞研究奨励賞が贈呈されましたのでお知らせします。
□農業農村工学会京都支部賞研究奨励賞について 農業土木に関する学術または技術の発展に大きく寄与すると認められる優秀な業績を発表した35歳以下の会員に授与する。
□研究の概要 地中灌漑とは地中に人為的に作られた給水源から土壌の毛管駆動力を利用して根群域に連続かつ自動的に水分供給する灌漑法である。特に負圧差灌漑では、この給水源に一定の負圧をかけ給水量を制御する。この灌漑方法は1908年B.E.Livingstonによって初めて紹介され、これまでにさまざまな研究および改良がなされてきた。給水部に素焼き多孔質管を用いたシステムでは、数々の作物栽培試験において良好な成果を得てきた。しかしこのシステムでは、給水部に素焼き管を用いるため、コスト面や設置および回収に多大な労力を要するなどの問題があり実用化が困難であった。そこで素焼き管に変わって、巻き取りが可能な可搬性の富む軽量な布製の透水性ホースを開発し適用試験を実施し、供試作物としてブロッコリを用いた。 試験の結果、ブロッコリの生育は定植してから60日後で草丈が30cmに達し、収穫時の花蕾の大きさも平均13cmに達するほど良好であった。よって、本研究の布製の透水性ホースを用いた負圧差灌漑システムがブロッコリ栽培には有用であった。また、ブロッコリ栽培の他、秋作レタス、秋作イチゴ等でもこの負圧差灌漑試験を実施し有用に機能したと判断できる結果を得た。
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