人材の養成に関する目的など

人間文化学部生活デザイン学科における人材養成目的および入学者受け入れ方針(アドミッションポリシー)、 教育課程編成・実施方針(カリキュラムポリシー)、 学位授与方針(ティプロマポリシー)について

Ⅰ.人材養成目的

 身近な環境としての生活デザインについて深い関心と高度な知識を持ち、生活デザインの住居・道具・服飾の三分野の幾つかについて高度なデザイン技術を身につけ、問題解決能力を持って生活デザインの新しい領域を切り開いていくことができ、地域固有のデザインを評価してその発展に貢献できる人材を養成する。

Ⅱ.アドミッションポリシー

 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)はこちら

Ⅲ.カリキュラムポリシー

 生活デザイン学科では、人々の様々な生活シーンに関連する種々の問題を深く洞察し、研究分析を根拠とする実践的なデザイン発想を以て解決・提案のできる人材を育成することを目的としている。その目的を達成するために、生活デザイン学に関する科目を教授するための課程を、以下のカテゴリーに分けて編成している。
<人間文化学部全体の共通科目>
人間文化に関する科学的知見と、実践的な調査・分析手法を学ぶ。
<複数学科の共通科目>
専門分野に留まらない、幅広い視点から物事を考察する為の知見を学ぶ。
<本学科の学生を対象とする科目>
当該科目は、生活環境の構成に密接に関連する以下の3分野に大別される。また、3分野をまたぐ科目が配当されている。
(a)住居系:
住空間には、安全性、利便性、社会的公共性など様々な配慮が必要である。人の生活空間である住居および公共空間のインテリアを含むデザインについて、これを実践する為の技術と知識を身につける
(b)道具系:
人がその生活を支えるために使う工作物(モノ、プロダクト、製品)を道具と定義し、これらのデザインを具体的に実践する為に必要な技術と知識を身につける。
(c)服飾系:
着衣基体としての人体と、自然、社会、文化に広く関わる服飾について、自らの感性を活かして主体的にデザインを行うために必要な技術と知識を身につける。
(d)構想系:
時代にあった生活価値やビジョンを構想し、それらを実現する具体的仕組みをデザインする。
「コトづくり」や「仕組みづくり」の技法と思考法を身につける。

○ 生活デザイン学科カリキュラムマップ 生活デザイン学科カリキュラムツリー

Ⅳ.ディプロマポリシー

A.身近な生活環境を構成する服飾・道具・住居の各分野について、基礎から実践に至るまでの知識と理論を理解することができる。(知識・理解)

B.演習科目を通して、自分の専攻する分野のデザインスキルを身に付ける。(技能・技術)

C.生活環境、生活様式に関わる問題を発見し、具体的な方法論により、分析・考察し、解明・解決・提案できる。(思考・判断)

D.生活環境の中のデザインや地域におけるデザインについて関心を持ち、大学で学んだことをもとに、それを改善しようとする態度を持つ。(興味・関心)

E.自分の調査・研究の成果を、口頭あるいは文章や、制作物の形で表現する事ができる。(技能)

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