中国留学レポート

国際コミュニケーション学科 兵頭 美咲季さん

中国 海南大学 留学レポート3

 留学⽣活が始まってから 4 ヶ⽉が経ち、秋学期も終盤を迎え、残すところ期末テストのみとなりました。今学期の期末テストは 1 ⽉ 2 ⽇から 4 ⽇までの 3 ⽇間で、期末テストが終わると、2 ヶ⽉間の冬休みが始まります。テスト内容は、ライティング、リーディング、スピーキング、リスニングの 4 つです。⽇本⼈はそれなりに漢字の読み書きができるということで、⽐較的レベルの⾼いクラスに⼊ることが出来たのですが、それに対してリスニングとスピーキング能⼒が追いついていないので、私は特にリスニングとスピーキングに時間を割いてテストの準備をしました。
 私は冬休みの間も留学⽣活を送りたいと思ったので、⽇本に帰らずに海南島に残ることにしたのですが、テストが終わると、その⽇のうちに多くの他の留学⽣や中国⼈の学⽣は故郷に帰ってしまい、⼤学内にいる⼈の数がかなり減ってしまい活気がなくなり、少し寂しく感じました。また、12 ⽉上旬頃までは半袖で⽣活できるほど暖かかったのですが、1 ⽉に⼊ると想像以上に冷たい⾵が吹き、気温は 15 度前後の⽇が続いています。⽇本の冬で 15 度だと暖かく感じますが、海南島にいると 15 度でもとても寒く感じます。常夏の島だと思っていたので少し驚きました。
 冬休みが始まった次の⽇には早速前から⾒たいと思っていたディズニー映画を⾒に⾏きました。中国ではどの映画も⽇本より公開⽇が 2 ヶ⽉ほどはやいです。今回は中国語字幕でみたのですが、理解しようと真剣にみていると映画が終わる頃にはとても疲れてしまいました。中国語で映画やドラマを⾒ることは勉強にも娯楽にもなるのでとても良いと思います。
 また、1 ⽉ 1 ⽇は、⽇本では元旦として新年を祝いますが、中国は旧正⽉なので、元旦は留学⽣各⾃でニューイヤーパーティをしました。中国、韓国、シンガポール、マレーシアや台湾など、⽇本以外のほとんどのアジアのが旧正⽉を重んじる⽂化であるのに、⽇本はなぜそれらの国と違うのかとても疑問に思いました。
 海南⼤学には、ジョージア、ミクロネシア、カザフスタン、ウクライナなど本当に多様な国から留学⽣が来ているので、そこで異⽂化も学べたり、アメリカやイギリス⼈留学⽣も多いので中国語だけでなく英語で交流することもできます。また、私が⼀番驚いたことは、⽇本語を教えてほしいと⾔ってくれる留学⽣がとても多いことです。また、本格的に⽇本語を勉強している留学⽣のほとんどは中国語がとても流暢に話せます。私が彼らに中国語を教えてもらうこともよくあります。この贅沢な環境をもっと有効に活⽤していきたいと思います。

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