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アメリカ留学レポート2

人間文化学部 国際コミュニケーション学科  押野 ややはさん

アメリカ ミシガン州立大学

 10月に入ってから寒さが一段と増して、そろそろ冬が近づいてきているのを感じています。ここミシガンでは日によって気温が大きく変わり、長袖一枚で過ごせる日もあればコートとマフラーをしても寒い日もあり、毎日の天気予報のチェックと体調管理は欠かせません。10月といえば一年において大きなイベントの一つといえるハロウィンがあるため、今月はハロウィンに関するイベントが目白押しでした。ただし、今月中旬は中間テスト期間があったため、勉強と遊びのバランスのとれた一ヶ月を過ごせたように思います。

 私が今とっている授業は全部で4つです。英語についていけるか不安だったためESLのクラスを2つ、専門のHospitality BusinessからService Managementというクラス、あとはゼミ関連から文化人類学を履修しています。ESLはライティングのクラスとスピーキング、リスニングのクラスの2つでそれぞれ週2~3回あります。どちらのクラスも和気あいあいとした雰囲気で、16人程度の少人数で授業を受けるのでわからないことなどは質問しやすくて気に入っています。ただ、県立大で受けていた英語の授業とかぶるところが多く、ESLは2つもとる必要がなかったなと感じています。ですが、県大で同じような授業を履修しておくとこちらでの備えになるので留学に行かれる方はぜひ英語の授業になれておくべきだと思います。特に、リピー先生の担当されているパブリックスピーチ、Debate and Discussion、英会話中級などのクラスはアメリカの大学で授業をうけるときの基礎の部分になるので、履修しておいてよかったと感じています。宿題はため息がでるほど多く出され、毎日授業が終わればすぐ宿題にとりかかる、という生活です。ですが、春学期に専門の授業を多く取るために基礎が大事だと言い聞かせて毎日取り組むようにしています。

 Service Managementのクラスでは、主にCustomer Serviceとは何か、など将来ホテルなどで働きたいという学生がサービスについて学んでいます。この授業は県大にはない科目なのでとても興味深く、いつも授業があっという間に感じるほど学んでいて楽しい授業です。宿題もユニークなものが多く、レストランにいってそこのサービスを観察して評価したり、自分が責任者ならどうサービスを行うかを考えたりするなど様々です。また、授業中にクラスメイトとの意見交換やグループディスカッションなどを求められることが頻繁にあるので、自分の意見を英語できちんと伝える練習にもなります。ただ、クラスメイトの話す速い英語と、自分の意見をしっかり持っている姿にはいつも圧倒されてしまいます。日本ではあまり授業中に発言したり意見交換することがないので、普段から意見を述べる習慣をつけておくべきだったと感じます。

 文化人類学の授業は今履修している授業のなかで群を抜いて難易度が高く、ついていくだけでも本当に必死です。200人程度の大人数クラス特有の雑音や聴きにくさと、イタリア出身の教授が興奮したときに出るなまりが交わって英語を聞き取るのが本当に大変です。宿題は毎回教科書30~50ページ分を読んで予習してくるというものですが、ネイティブの学生に紛れてうけている私にとっては考えられないほど大変なものです。指定されたページを読んで、大事なところをノートにまとめて理解したつもりで授業にいっても、実際のところ授業の60%ほどしか理解できていないように感じます。プリントが配られたりすることはなく、授業内容を聞き取ってノートにまとめるという授業スタイルなので、ノートを書いている間に大事なところを聞き取れなかったりもします。そのため、日本にいるときからノートを簡潔にまとめる練習しておくべきだったと思います。特に英語で行われる授業では英語でノートをとることが重要だと思います。

 授業を振り返っても、この2か月全体を振り返っても思いますが、留学に来るまでに自分でもっと準備できたことがあると思います。日本でも留学に来ているのと同じような英語環境は作れます。留学生と友達になって英語を話す練習をしたり、English Roomの英会話を活用したり、英語で行われる授業内容を英語でまとめる練習をしたり、できることはたくさんありました。英語の勉強の他にも、ノートのとり方ひとつとっても日本で慣れておけば、よりスムーズに授業を受けられていたはずです。やっておかなかった自分を悔いても仕方がないので今はとにかく遅れた分を取り戻すように努力しています。

 勉強以外では、アメリカ文化を経験する機会が多くあり、充実した時間を過ごせたと思います。例えばハロウィンの時期に行うPumpkin Carvingです。アメリカ人と中国人と韓国人の友達4人と一緒に行いました。かぼちゃを自分の好きなデザインで掘って、出来上がったらかぼちゃの中にキャンドルを入れたり、家の前に置いたりします。家の前においておくとハロウィンの日に小さい子供たちがTrick or Treatをしにやってきてくれるそうです。Pumpkin Carving の他には、アメリカ人の友達が開いてくれたHalloween Bonfireというパーティにいきました。家の庭で焚き火を囲んでご飯を食べたり話をしたりして楽しい時間を過ごしました。ハロウィンの時期によく食べられるキャラメルアップルというものを食べましたが美味しかったです。文字通りりんごにキャラメルがかかっているだけなのですが、日本ではこんな大胆なお菓子はあまりないなと思いながら食べました。また、お墓に肝試しをしにもいきましたが、アメリカの墓地と日本の墓地の違いも見ることができたので興味深かったです。たくさんのイベントに参加し、アメリカ文化を経験できてよかったです。

 二ヶ月半ですでにたくさんのことを経験しましたが、これからも自分次第で残りの留学生活をより充実したものに出来ると思うので努力していきたいと考えています。

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滋賀県立大学

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