令和2年度 新入生へのメッセージ(2020年04月)

令和2年度 新入生へのメッセージ

新入生の皆さまへ

入学おめでとうございます。心より歓迎します。

今年は、新型コロナウイルス感染症予防のため、誠に残念ですが、新入生の皆さまが一堂に会しての入学式を中止としました。そのため、私から直接式辞を申し上げることができません。この書面を通して、皆さまにお祝いのメッセージをお送りします。

本学は「人が育つ大学」です。また、社会科学から人文科学、そして、自然科学まで学ぶことができる総合大学です。学ぼうとする専門分野のみならず、他の分野についても興味を持ってください。SDGs(持続可能な開発目標)の取組や、副専攻での地域課題解決やICT(情報通信技術)に関する学び、いずれもこれからの時代に欠かせません。さらに学生がみずから企画し地域で活動する「近江楽座」も学びの泉です。

本学の特徴であるフィールドワークや実験・実習、留学などの学びを通して、知と実践力を養ってください。これらの多様な学びから、「学び続ける力」に加えて、事実とデータに基づいた「論理的な思考力」を体得されることを願っています。

これから始まる学生生活を思い描いて、希望に胸をふくらませていることでしょう。みずから自律的に学び、昨日よりも今日の自分が成長していることを実感できるように、これからの学生生活が有意義なものとなることを願っています。

令和2年4月

滋賀県立大学理事長・学長   廣川  能嗣